はじめに
AIに感情は測定できるのでしょうか?今回は感情の可視化について考えていきます。これまではカウセンリングによる感情の反映が自分の感情を知る方法でした。AIの誕生や感情の規格化によって、感情分析の事例がたくさん出ています。カウンセリングの歴史と技法を概観しながら、感情へのアプローチ方法の違いを考えていきます。最後に感情分析のサービスを紹介していきます。
ポジティブ心理学について解説しています↓↓
バイラルマーケティングの事例を紹介しています↓↓
幸せになる習慣を解説しました↓↓
NLPをわかりやすく丁寧に解説しました↓↓
負の感情について考えてみました↓↓
参考文献
カウンセリング
カウンセリングとは
カウンセリング(counseling)とは、相談者の抱える問題・悩みなどに対し、専門的な知識や技術を用いて行われる相談援助を指します。カウンセリングを行う者をカウンセラー(英: counsellor、米: counselor)、などと呼び、カウンセリングを受ける者をクライエント(client)と一般的に言われます。
The Practice of Professional Counseling
(専門家によるカウンセリングの実践)
The application of mental health, psychological, or human development principles, through cognitive, affective, behavioral or systematic intervention strategies, that address wellness, personal growth, or career development, as well as pathology.
健康、個人の成長、またはキャリア開発、ならびに病理学に対処する、認知的、感情的、行動的または体系的な介入戦略を通じた、メンタルヘルス、心理的、または人間開発領域の応用。
引用:American Counseling Association
カウンセリングの言葉そのものは単純ですが、カウンセリングを実践することは複雑なようです。使用する学問領域も広く、応用できる分野も多いです。なぜなら、私たちの心理や感情を扱う実践だからです。
カウンセリングの定義
広い意味でのカウンセリングは、社会・経済・生活の各分野における専門的相談援助行為を指し、例えば、就職関連、美容関連、婚姻関連ほか、様々なものが含まれています。下記のカウンセラーには専門的相談(アドバイザー)的役割が強く、キャリアアドバイザーや婚活アドバイザーと言い換えることができます。
広義のカウンセラー
狭義のカウンセリングは、精神心理的な相談援助、すなわち心理カウンセリングを指すようです。その場合、心理カウンセラーの学問的基盤は、心理学・応用心理学の一分野である臨床心理学が中心的に用いられます。
心理療法とカウンセリングの違い
前述した広義のカウンセリングは心理療法には含まれないですが、心理カウンセリングは心理療法に含まれることがあるようです。また、心理療法は心理カウンセリングの一部だと考えられる場合もあるようです。
カウンセリングの歴史
今回はカウンセリングに影響を与えた代表的な人物であるフロイトとロジャーズの功績と、認知行動療法について説明していきます。
カウンセリングの起源
カウンセリングの歴史を振り返る前に私たちは何年にもわたって、自分の問題を共有したり、他の人に自分を話をすることに安心感を感じてきたという認識をもつことが大切です。モノや心を共有するという人間の普遍性が横たわっているということです。
カウンセリングの歴史は、人々がグループで集まり、経験や夢を共有する部族時代にまでさかのぼるとまで言われています。文明が発展するにつれ、宗教は一種のカウンセリングを提供しました。そこで、司祭は彼らの問題について耳を傾け、助言することもあたようです。
フロイトの精神分析
カウンセリングが心理学を基礎とした実践だとすれば、最初の重要な人物はジークムント・フロイトと言えるでしょう。フロイトは精神分析の創始者で、精神分析による催眠療法などがカウンセリングの実践として挙げられます。
フロイトによれば、意識は無意識と比べると氷山の一角だということです。例えば、過去に体験した耐え難い気持ちを無意識の中に抑圧して、自分でも気付かないままにして いる場合があります。カウンセラーは、質問などを通して、クライエントの自由な連想を促します。クライエントは心に浮かんだことを話すことで、カウンセラーに感情として理解され、自分では意識化できな かった無意識の感情にふと気付く体験をしていきます。
自分を縛る見えないものがいったい何なのか、心の深くにあるトラウマに辿り着き、これまで感じてきた不安や葛藤が和らいでいきます。自分のとらえどころのない不安などの感情のルーツが分かり、自分の感情を自分で抱えて生きていけるようになります。
フロイトは、無意識下に抑圧された感情や記憶が神経症などの精神疾患を引き起こすとも考えました。連想して無意識の内容を意識に戻し、認めて受け入れることで症状が軽減するケースがあることを発見しました。ただし、現代では精神疾患の多くは脳の働きの変化により起こると考えられています。
引用:Positivepsychology A Brief History of Freud’s Psychoanalytic Theory
ロジャーズの人間中心学
カール・ロジャーズの「クライエント中心療法」は全ての答えは本人の中にあるということを再認識させ、気付きの重要性を説きました。クライエント中心療法では、どんなことを、どの程度、どんなふうに受け止めているかを相手の身になって理解することから始まります。クライエントが自分の思いや世界をを安心してありのまま語れるように、カウンセラーが寄り添っていきます。
カウンセラーの基本態度
- 無条件の積極的関心(unconditional positive regard)
- 真性 (genuiness)
- 共感 (empathy)
出典:新・カウンセリングの話 3 来談者中心療法
ロジャーズの「クライエント中心療法」では、カウンセラーはクライエントに対して、無条件の積極的関心を持つことが求められ、共感が大切なキーワードになります。クライエントが自分の思いや感情を表出できるような環境を整えることが大切だとロジャーズは主張しています。
認知行動療法(CBT)
認知行動療法はアーロンベックによって広められました。彼はうつ病の認知療法の創始者でもあります。認知行動療法は出来事ー認知ー感情が相互に関連するという立場を前提に、認知の歪みを解消していきます。
- 出来事:友達の機嫌が悪い
- 認知:自分が遅刻したからだ
- 感情:落ち込み、自己嫌悪
上記の感情に陥ると自分を責めるだけではなく、友達との関係も悪くなってしまうかもしれません。もしここで「友達の機嫌が悪いのは私と関係ない」という別の認知をした場合、感情や行動も変化する可能性があります。
出来事が直接に感情と結びついているのではなく、必ず認知というフィルターを通るということも大切です。認知行動療法では、認知と行動を変化させるために自分の認知の癖や日々の行動を観察することが求められます。
引用:Hudson therapy The Cognitive Triangle: What it is and How it Works
カウンセリングの感情へのアプローチ
カウンセリングで扱う私たちの感情は、問題や悩みの根元として抽出されるべき存在です。 カウンセリングにおいて注目されるのは、問題や悩みに付随する負の感情がほとんです。負の感情と向き合い、決別するためにカウンセリングは3つのアプローチをとることができます。
カウンセリングの3つのアプローチ
引用:諸富祥彦(2011) 人生にいかすカウンセリング p16を参考に作成
1つ目のアプローチは、フロイトの精神分析に代表される「過去についてこころの傷」を解放するカウンセリングです。感情ー不安ー出来事が繋がることで、見えない不安に縛られないで生きることができます。
2つ目は、ロジャーズのクライエント中心療法に代表される気づきと学びのアプローチです。クライエント本人の気づきを重視しつつ、カウンセラーは傾聴を実践し、感情の意味を考え学びの機会を提供します。
3つ目のアプローチは日々自分自身を見つめ直し、認知の歪みを解消する練習が求められます。日の歪みを解消することで、感情や行動も変化していきます。
感情へのアプローチの違い
- 過去から解放されるアプローチ→感情を見つける
- 気づきと学びのアプローチ→感情に意味を与える
- 練習するアプローチ→感情を変化させる
カウセリングの立場が変わると、感情へのアプローチの方法も変化してきます。次は、これまでのカウンセリグの技法をまとめたマイクロカウンセリングを概説していきます。カウンセリングのメタモデルにおいて、感情がどのように反映されるのか考えていきます。
マイクロカウンセリングにおける感情の反映
マイクロカウンセリングとは
マイクロカウンセリングとは、1990年代にアイビイ(Ivey, A. E)とその共同研究者によって開発され技法です。カウンセリング・プロセスにおいて使用されるいくつかの手法を統合してカウンセリングの「メタモデル」として定着していきます。
アイビイ氏は、様々なカウンセリングに関わるうちに、多くのカウンセリングに一貫してみられる共通のパターンがあることに気づきました。それらを「マイクロ技法の階層表」にまとめました。
マイクロ技法階層表
引用:第10回 キャリア・カウンセリングの実際
マイクロ技法の4つの階層
- かかわり行動:クライエントの話を「聴く」行動
- かかわり技法:言語レベルの傾聴法
- 積極技法:能動的にかかわりながら、相手の問題解決を促す技法
- 技法の統合:技法を統合して問題を解決する
かかわり行動はクライエントの話を聴くことです。かかわり行動はカウンセリングの基本であり、クライエントとのコミュニケーションの成立に必要不可欠なステップで、視線の合わせ方、体位のとり方、声の調子、はげましなどが含まれます。
かかわり技法は言語レベルの傾聴法です、開かれた質問、閉ざされた質問、はげまし、いいかえ、要約などでコミュニケーション技法が重視されます。
積極技法は能動的にかかわり、相手の問題解決を促す技法で、指示、論理的帰結、解釈、自己開示、情報提供、説明、教示、フィードバックなどが含まれ、かかわり行動・技法をベースに展開されます。
最後の技法の統合は、様々な技法を組み合わせて、問題解決を目指していきます。具体的技法としては、ラポール、問題の評価、目標の設定、目標に対する方策の設定、方策の実行を順番に進めていきます。
感情の反映
感情の反映は基本的かかわり行動を土台に実施される、基本的傾聴の連鎖の最終段階のステップです。基本的かかわり行動で信頼関係を形成した後、クライエントの感情を気づかせるステップです。それと同時にクライエントの内的世界をカウンセラーが理解していることを示すステップでもあります。
具体的には「あなたは〜と感じているようですね」「あなたは〜と感じているように聞こえますが」などとクライエントの話す情緒的な側面に焦点を当てていきます。ただし、クライエントの感情は顕在的で単純なものから、内潜的で複雑なものまであります。
Carkhuff & Anthonyのクライエントの感情の分類を元に筆者作成
まずは、クライエントがカウンセラーに対して①陳述します。次に、クライエントの陳述の中から、感情を述べた部分や、言葉の背後に感情が暗示されているものを探りながら②理解していきます。さらに、カウンセラーはクライエントの状態をを自身の言葉に置き換える③処理を実行します。
クライエントの主観を理解して、処理できているかの確認を何度も繰り返すことで信頼感が生まれてきます。感情が言葉を通してやりとりされることで、共感が生まれていきます。
心理学における感情数値化
感情三方向説(Wundt,1910)
感情三方向説は、ドイツの心理学者 W.ブントが主張しました。感情は快ー不快,興奮ー鎮静,緊張ー弛緩の3つの方向や次元をもち,すべての感情はこの三次元空間内の一点に分類できると説きました。しかし当時は、多くの心理学者はこの説に賛成できず、快・不快の一元説を主張していました。
感情の3方向
- 興奮⇄鎮静
- 緊張⇄緩和
- 快⇄不快
シュロスバーグの円錐モデル(Schlosberg,1954)
シュロスバーグはアメリカの心理学者で、米プリンストン大学で学位を取得しています。彼は、顔の表情と感情の関連性に興味をもっていました。彼は実験の中で、様々な表情の写真分類し、それらを6段階からなる連続体としてとらえました。注目すべきは二次元の配列に、Level of activation(働きの活発レベル)を挿入した点です。3次元の円錐形の構造モデルを提示しました。
引用:An Integrative Way for Studying Neural Basis of Basic Emotions With fMRI
ラッセルの円環モデル(Russell,1980)
ラッセルのアメリカの心理が学者でボストン大学の教授をつとめています。感情に焦点を当てた研究に従事しています。快(Pleasure)ー不快(Displeasure)だけではなく、覚醒(Arousal)ー眠気(Sleepness)などの新しい感情を追加させています。
引用:Russell's (1980) circumplex model of affect
プルチックの感情の輪(Plutchik,1980)
心理学者ロバート・プルチックは負の感情と正の感情を合わせた「The Emotion Wheel」(感情の輪)を考案しました。8つの基本感情は怒り、恐れ、期待、驚き、喜び、悲しみ、信頼、嫌悪を表しています。ロバート氏は基本感情を提示するだけではなく、特定の感情が湧き出る頻度や関係性も整理しています。
引用:Plutchik’s Wheel of Emotions: Exploring the Emotion Wheel
光吉氏の感情認識の挑戦
光吉氏とは
光吉氏は美術大学の彫刻科出身でスタンフォード大学 客員科学者などを経て、2017年から東京大学 大学院工学系研究科の特任准教授を勤めています。これまでにAGI(声から感情が見える技術)とPST(声から病気が見える技術)という2つのベンチャー企業を立ち上げ、感情認識や音声病態分析に関する研究を進めてきています。
感情表現の分類
光吉氏は感情のモデル化に際して、感情表現にかかわる膨大な言葉を調査し分類することから始めました。感情を「規格化」し、使用言語にかかわらず工学的に扱えるようにするために、言葉をグループごとに分類しました。実は、日本語には感情表現にかかわる言葉が約4500語あり、これらを英訳して223語に分類。それらを快活(1)、不快(2)、落ち込み(3)、平静(4)という4つのグループに分けました。
使用言語によらず感覚的に感情を把握できるように色彩で表現するアイデアを得ます。(1)黄色の感情、(2)赤色の感情、(3)青色の感情、(4)緑色の感情というようにそれぞれ色をつけていきます。このような感情のモデル化のアプローチは、後にソフトバンクのロボット「Pepper」にも採用されたそうです。
声帯と興奮の関係
光吉氏は人が表現する感情表現を把握しただけでは、感情は理解できないことに気付きます。考えてみれば、私たちは自分の感情をコントロールして建前として「嬉しい」と表現できてしまいます。そこで、光吉氏は本音を隠すことができない声帯の動きに注目します。例えば緊張で声が固まったり、震えたりするといった形で表れ、興奮の度合いが表れる現象です。
その後、光吉氏は発話中の声に含まれる「喜」「怒」「悲」「平常」の割合と「興奮」の程度をリアルタイムに解析し、独自のアルゴリズムを開発していきます。開発のベースとなったのは、2800人の被験者による計5万件の発話に対し、発話者の感情を100人の評価者に主観的に判定させて作成したデータベース(学習データ)です。データ集積に11年の月日をかけ、AGI(声から感情が見える技術)が開発されました。
感情から病態
次は声から感情が分かるなら、ストレスや気分障害の病態なども分かるのではないかという発想から、音声による病態分析の研究に力を入れるようになります。開発した感情の発現パターン解析手法を応用し、音声から発話者の心の健康度を数値化していきます。その結果を基に、健康な人とうつ病患者などを区別する基準(特徴量)を見つけていきます。
心理テスト(アンケート)によるスクリーニングの限界に目をつけて、東日本大震災の支援活動に従事した自衛官1004人と、通常業務に従事する自衛官444人のストレス度の評価をしていきます。その評価を通して、精神的に「疲れていることに自分自身が気づかない」という潜在的なリスクを、音声解析では検出できる可能性が示されました。ついに、心の元気さ(うつではない程度)を示す「元気圧」を算出する独自のアルゴリズムを開発することに成功し、「MIMOSYS」を生み出しました。
「MIMOSYS」は、スマートフォンにインストールして通話をするだけで、「元気圧」を自動計測できるサービスです。今後、医療現場などで活躍が期待されています。
カウンセリングと感情分析の比較
カウンセリングと感情分析とでは、感情測定のアプローチに違いはあるのでしょうか。カウンセリングにおいては、カウンセラーのかかわり行動によって感情が反映されます。問題や悩みを解決するために、一部の感情が抽出されていきます。感情はネガティブな性質のものが多く、共感されることでクライエントに安心感を与えます。
一方で感情分析における感情の測定では、まずはアプリやサービスを通して感情を総合的に抽出することができます。感情は規格化によって、客観的に提示されます。提示されたデータを元に、問題を認識したり改善につなげていきます。カウンセラーが処理できなかったクライエントの感情を発見できたり、生活改善の道標を示すなどのメリットもありそうです。
ただし、共感によって守られてきたネガテイブな感情は、感情分析によって剥き出しになる可能性もあるかもしれません。共感という人間の本質的な欲求や安心感はカウンセラーの努力によって、担保されてきました。感情分析では感情と向き合う努力や覚悟が個人に委ねられるかもしれません。
感情分析の事例やサービス
表情
Affdex(アフデックス)
Affdex(アフデックス)は、マサチューセッツ工科大学のメディアラボから独立して生まれたサービスです。顔の筋肉の僅かな動きをキャッチし、感情をデータ化・分析することができます。CEO兼共同創立者のラナ・エル・カリウビィ氏は、Entrepreneurにて「2014年、注目するべき最もパワフルな女性7人」にも選ばれています。
Realeyes(リールアイズ)
Realeyessは、人工知能のパイオニア的な存在で、2007年にオックスフォード大学で設立。2017年、デロイトのTechnologyFast 50に選ばれます。2019m年には日本市場に参入し、2020年にはNECと戦略的提携を結びました。フェイシャル・コーディングの特許技術を保有し、Emotion Metricsの技術で表情から感情を測定することができます。
テキスト・文章
Watson Tone Analyzer(トーンアナライザー)
IBM Watson Tone Analyzerは、テキスト内の感情とトーンを分析できるようにするIBM Cloud上のサービスです。人々がオンラインで書くもの(ツイートやレビューなど)における感情とトーンを分析します。幸せか、悲しいか、自信があるのかなどを予測することもできます。
Comprehend(コンプリヘンド)
Comprehendはテキストから、感情分析(良い/悪い/中間)をすることができます。他にもキーフレーズ抽出、実体認識、トピック形成、言語検出といった様々なAPIが用意されており、様々な角度からユーザーレビュー等を分析することができます。
ムードトラッキング
Fitbit Sense(フィットビットセンス)
Fitbit Sense(フィットビットセンス)は、ストレスなどの心の状態を管理してくれるスマートウォッチです。ストレスや皮膚温、心臓の健康、睡眠に関する情報を記録してくれることで、健康管理を自分で管理することができます。
Upmood(アップムード)
「Upmood」は自分がどんな気分なのかを示すリストバンドです。内臓されているPPG(光学式心拍)センサーを使って手首の脈波から収集されたデータをアプリで分析してくれます。独自のアルゴリズムでPleasant(心地よい)、Happy(嬉しい)、Sad(悲しい)、Excitement(興奮)などの11種の感情を抽出してくれます。感情をアイコンでアイコンで可視化して記録すれば、気分を振り返ることができます。
参考
American Counseling Association:Definition of Professional Counseling
Counselling tutor:A Brief History of Counselling
Practical Psychology:What Freud thought of Personality
Positivepsychology:A Brief History of Freud’s Psychoanalytic Theory
Hudson therapy:The Cognitive Triangle: What it is and How it Works
認知行動療法を学べばメンタルを内側から変えていくことができる!
一般財団法人日本職業協会:第10回 キャリア・カウンセリングの実際
Frontiers:An Integrative Way for Studying Neural Basis of Basic Emotions With fMRI
Researchgate:Russell's (1980) circumplex model of affect
6seconds|Plutchik’s Wheel of Emotions: Exploring the Emotion Wheel
Cinra.net:AI研究者・光吉俊二が語る、人間を越えた知能の正しい使い方
What does an artistic scientist create? | Shunji Mitsuyoshi | TEDxTokyo
TED:Rana el Kaliouby: This app knows how you feel — from the look on your face
TED:Humanising data through emotion measurement