バイリンガル教育とは? メリット・デメリットとは!? 教育プラグラムや論文も丁寧に解説

はじめに

今回はバイリンガル教育について考えていきます。まず最初に、バイリンガル教育の定義や歴史を振り返りながら、バイリンガル教育の理論を基にバイリンガルの種類を整理していきます。次に第二言語習得研究を踏まえバイリンガル教育プログラムや実践内容を解説し、バイリンガル教育のメリット・デメリットを議論します。最後に子供をバイリンガルに育てるオンライン英会話を紹介していきます。

 

 

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主な参考文献

「よくわかる言語発達」

 

バイリンガルの教育方法」

 

「新・こどもたちの言語獲得」

 

「赤ちゃんはことばをどう学ぶのか」

 

バイリンガルは5歳までにつくられる」

 

バイリンガル教育とは

バイリンガル教育とは

バイリンガル教育の定義 

バイリンガル教育とは、一つの言語を使う「モノリンガル」に対して、「二つ(以上)の言葉をきちんと使い分ける力を持った人」という意味での「バイリンガル」を育成する教育です。バイリンガル教育」と一口にいわれますが、実はさまざまなタイプがあり、家庭で実践するバイリンガル教育もありますし、イマージョン方式(対象言語に浸る)など多彩な教育です。

 

Definition of bilingual education

: education in an English-language school system in which students with little fluency in English are taught in both their native language and English

引用:Merriam-Webster

 

バイリンガル教育の歴史

2つの言語を使用した教育は近代にも存在していましたが、1839年でオハイオ州バイリンガル教育法を制定しバイリンガル教育が正式にスタートしました。バイリンガル教育を求める保護者の要請に応じてドイツ語と英語の教育を許可しました。1847年にルイジアナ州ではフランス語と英語、1850年にはニューメキシコ州スペイン語と英語にそれぞれ同じ規定を制定するなど、19世紀の終わりまでに、約12の州に同様の法律が制定されました。

 

バイリンガルの歴史

引用:haikudeckHistory of Bilingualism

 

1970年頃には世界ではバイリンガル論争が湧き上がります。今でこそ、バイリンガル教育にはポジティブな側面があることが実証されていますが、当時はネガティブな印象(言葉の齟齬や思考力の低下)がありました。特に、ヒスパニック系移民の教育法については様々な議論がかわされてきたようです。 マイノリティの母国語の重要性を説明しようとしたのが次に説明するカミンズです。

バイリンガルの種類

ジム・カミンズ(Jim Cummins)は、現在トロント大学教育研究所の教授で、主に第二言語として英語を学ぶ学習者の言語形成などを研究しています。カミンズ氏は子どもの言語発達が不十分な段階でバイリンガル教育を強要すると認知的な発達にマイナスの影響を与えると主張しました。

 

カミンズ 理論

 

言語発達が十分発達した段階でバイリンガル教育をスタートさせると2つの言語を同じように流暢に使用できるバランス・バイリンガルになると主張しました。但し、L1(母語)とL2(第二言語)が不十分になってしまうと、知的発達にマイナスの影響を与えてしまうと警鐘を鳴らしました。

バイリンガル教育の理論(論文)

2言語発達のカウンター・バランス説は、前述したバランス・バイリンガルを作り出すために、どうやってL1とL2の均衡をとったら良いかを示していいます。AのケースではL2の社会環境が優勢な状況なので、意識的に家庭などでL1を使う頻度を高めることが求められます。BのケースではL1の家庭環境など優勢なので、学校などでL2を積極的に使用することが要求されます。

 

カウンターバランス説

引用:A Sociolinguistic Profile of Secondary IV Students in Quebec English Schools

 

2つ目の理論は、「二言語共有説」です。カミンズ氏は第一言語第二言語の間には共有できるCommon Underlying proficiencyCUP)があると主張しています。第一言語能力(母国語)と第二言語は独立しておらず、相互に依存しているという理論です。

 

二言語共有説

引用:Teaching for Cross-Language Transfer in Dual Language Education:Possibilities and Pitfalls Jim Cummins,2005

 

カミンズ氏は、「二言語共有説」を証明するために言語能力をBasic Interpersonal Communicative Skills(対人伝達言語能力)とCognitive Academic Language Proficiency(認知・学習言語能力)に分けました。

 

  BICS CALP
特徴 具体的・インフォーマル 抽象的・フォーマル
語彙数 3,000語以下 100,000語以上
文章の特徴 短くてシンプル 長くて複雑
コミュニケーションの形式 文脈重視 非文脈下
能力形成までの時間 1〜3年 5〜10年以上

引用:2livnlearnAre You Judging Your English Learners on Their BICS Instead of    Looking for CALP? を参考に筆者が作成

 

Basic Interpersonal Communicative SkillsBICS)は、日常の場面に密着した(context-embedded)言語使用が特徴で、日常会話能力で、Cognitive Academic Language ProficiencyCALP)は、学問的な思考をするときに必要な言語能力のことを指します。この二つの言語能力(BICSCALP)は第一言語第二言語両方に当てはまります。 言語形成の土台にあたるCALPこそが、バイリンガルと後述するセミリンガルを分ける大きな鍵にになります。

 

カミンズの理論

 

バイリンガル教育と第二言語習得研究

バイリンガルと第二言語習得研究

言語の臨界期

英語に触れる年齢が早いほどバイリンガルになる可能性が高まるという研究があります。大人になってから英語を学習するのではなく、小さい頃に始めた方がより高いレベルまで到達するという結果が出ています。

 

言語の臨界期

引用:Critical period effects in second language learning

 

神経学者のジャックリーン・S・ジョンソンとエリッサ・L・ニューポートはアメリカに移住した韓国語や中国語を母語とする子供の、英語学習を始めた年齢と英語の習熟度の相関関係を調査したところ、アメリカに移住した年齢が早いほど英語の習熟度が高いという結果がでました。

幼児の音韻知覚能力の発達

幼児の音韻(音声において知覚の違いを生み出す最小単位)知覚能力、母語の音韻体系に存在するかどうかに関係なく、多くの音韻を聞き分けることができると言われています。周りの音声を聞く経験によって、母語を聞き取りやすいように次第に最適化されていってしまいます。

 

インドのヒンディー語のそり舌音と歯音の聞き分けを、英語を母国語をとする生後半年から1歳までの幼児をを対象にしたところ、生後6〜8ヶ月の幼児の80%以上は聞き分けができたが、10〜12ヶ月の幼児は全体の20%しか聞き分けができないという結果が出ています。(Werker&Tees, 1984)

バイリンガル第二言語習得環境

本の学校教育と比較して、バイリンガルの子供はどのように英語とかかわっているのでしょうか。実はバイリンガルの子供は、英語を勉強していないと言われています。彼らは普段の生活の中で耳にしたことや目にしたことを、自然に吸収して自分のものにしています。

 

  ESL EFL
誤りの訂正 意味が通じれば誤りに寛容 訂正される事が多い。正確さが優先
言語の質 習得難易無関係に語彙や文法を付与 平易なものから順序だてて与える
インプット量 大量。直接だけでなく間接的もあり 少量。週に数時間と限定
母語話者の関わり度 母語話者に囲まれている 教師でさへ母語話者でない事が多い
談話の型 カジュアルからフォーマルと多様 教師の質問に答える談話形式
話すプレッシャー 必要性に迫られていることが多い 正確さを問われることが多い
インプットの調整 1対1ではレベルは調整。大勢はなし 母語で明示的指導。理解できるように簡略化

 

ESL(English as a Second Language)は第二言語の英語としてという意味で、その国で英語が公用語として使われている場合を指します。例えば、フィリピンやインドでは英語をESLとして学習します。日本は、当然ですがEFL(English as a Foreign Language)として英語を学校などで学習します。バイリンガルの子供を育てるためには、上記のESLの環境をつくるのも大切になります。

 

バイリンガル・メンタル・レキシコン

バイリンガルの認知はモノリンガルに比べやや複雑な構造になっていると言われています。バイリンガルの情報認知のシステムにおいて、最初に提案されたのが階層モデルになります。(Kroll& Stewart,1994)

 

メンタルレキシコン

階層モデルの最大の特徴は全ての概念(意味要素)をL1とL2で共有していることです。モノリンガルは当然ですが単一の言語形式と概念が強く連結され、よりシンプルな構造になっています。

 

バイリンガル教育プログラムや実践内容

バイリンガル教育プログラム

家庭で育てるバイリンガル教育

バイリンガルの子供を育てるために一番の家庭の役割は、第1の言葉である母語(L1)をしっかりと育てることです。母語の役割はをまとめると以下の6点になります。母語・母文化を子供の「ルーツ」が定着しない場合は、後述するダブル・リミテッド(セミリンガル)になる危険性があるとも言われています。また、母親が子供にゆっくり、はっきり話しかけるマザリーズは(Infant-Directed speech)は、母語はもちろんですが第二言語を習得する際にも有効だと言われています。

 

(1)母語は社会の発達に伴って周囲の人々との交流のために、初めて使う言葉である。

(2)母語は感情や意思を伝えるために子供が初めて使うことばであり、子供の情緒の安定のために必要なものである。

(3)母語は知能の発達に伴って考える道具として子供が初めて使う言葉である。

(4)母語は親が親子の交流に言葉であり、親子の絆の土台となるものである。

(5)母語は親の母文化(行動規範、価値観、考え方)に裏付けられたことばであり、子どもが身につけるる初めての文化である。

(6)母語は親が作り出す家庭の一員として受け入れてもらうために覚えるものであり、「うちの子」(「よその子」に対して)としてのアイデンティティを伴った言葉である。

引用:バイリンガルの教育方法 p61

 

両親がネイティブスピーカーではない場合は、一人一言語の法則(誰がどの言語を話すか決めること、例えば母親が日本語で父親が英語など)を守ることによってバイリンガルの子どもを育てることが実証されています。タシュナーは子どもの発達を3つの段階に分け、特に第一段階では一人一言語の法則を守ることが大切だと言っています。

 

バイリンガルの発達段階

  • 第一段階(誕生から2歳ごろ)
  • 第二段階(2歳から3歳6ヶ月)
  • 第三段階(3歳から6ヶ月から9歳)

 

両親の語学力が低い場合は良い聞き役になることで、バインガルの子どもを育てられるという報告もあります。親が聞き役になることで子どもの読解力が向上したり、モチベーションが上がったというプラスの効果が報告されています。

 

親の在り方(英語を話せるバイリンガルを育てる)

  1. 20代を目標に長期的な構えで英語に触れさせる
  2. 楽しい交流が主、ことばはおまけという意識で英語に触れさせる
  3. あくまでも「日本語プラス英語」の自然習得を目指す
  4. 英語の読み聞かせをを大切にする
  5. 学習仲間を大切にする

引用:バイリンガル教育の方法

 

イマージョン方式のバイリンガル教育

イマージョンとは、英語の「immersion」(浸すこと)という単語の発音をそのままカタカナで表わしたものです。バイリンガル教育においては単にその言語を使用するということではなく、教科などの学習もその言語で行うことで自然とその言語を習得していく教育を指します。

 

6つのイマージョン方式

  1. 早期トータル・イマージョン
  2. パーシャル・イマージョン
  3. 中期イマージョン
  4. 後期イマージョン
  5. 教科別補強フレンチ
  6. トライリンガル・イマージョン

参考:バイリンガル教育の方法  第5章イマージョン方式の教育より抜粋

 

イマージョン方式のバイリンガル教育は1967年のカナダで始まりました。イマージョン方式の原型はカナダのケベック州を中心に広がっていきます。ケベック州公用語が英語とフランス語であり、イマージョン方式がその存続を支えてきました。イマージョン方式のバイリンガル教育は様々な地域の特性やニーズに応じて変形されてきましたが、主に6つのパターンがあります。

 

細かい説明は割愛しますが、どの時点で〜%ぐらい外国語ををどの教科で使用するかによって名称が異なってきます。早期イマージョン(5歳から)と後期イマージョン(12歳から)の教育を受けた子供を比較するフレンチイマージョンの実態を調査した研究では、下記のように聴解力と読解力に差が出ました。

 

  早期イマージョン(4,000時間) 後期イマージョン(1,400時間)
聴解力 15.2 12.0
読解力 14.8 18.2

引用:バイリンガル教育の方法  第5章イマージョン方式の教育より抜粋

 

アメリカのバイリンガル教育

全米の教育協会によるとアメリカの英語学習者は急速に増加していて、2025年には公立学校の生徒の25%が英語を外国語として学ぶと言われています。そのためバイリンガル教育を実施できる教員の数が不足すると予想されています。特に多いのがヒスパニック系の生徒になります。

 

アメリカのバイリンガル教育

引用:1 in 4 Students is an English Language Learner: Are We Leaving Them Behind?

 

2015~16年の公立学校には460万人以上の英語学習者の生徒がいましたが、適切な教師は78,000人しかいなかったようです。バイリンガル教育者が不足している理由は、トレーニングの欠如や不十分な給与などが挙げられています。

 

バイリンガル教育のデメリット(失敗例)

バイリンガル教育 デメリット

セミリンガルになる危険がある

セミリンガル は英語で「semilingual」で、言葉(lingual)に接頭辞である半分(semi)がくっついて下記のような意味になっています。

 

A person who knows two or more languages but exhibits low profile in all of them, that involves having poor vocabulary and wrong grammar.

 引用:Weblio

 

セミリンガル (semilingual)を直訳すると、「言語をいくつか知っているが、語彙不足や文法を誤って使用する人」となり、ネガティブな意味が込められています。子どもの言語発達が不十分な段階でバイリンガル教育を強要すると、第二言語だけではなく母国語も十分に使いこなすことができなくなってしまいます。

 

↓↓詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

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第一言語の語彙力が小さくなる

2008年に神経言語学の雑誌で紹介された研究では、バイリンガルの語彙サイズはモノリンガル(単一の言語を話す人)よりも語彙力が小さくなるというデータが示されています。但し、バイリンガルのそれぞれの語彙サイズを足すと、モノリンガルと同じ語彙サイズになるとも指摘されています。

 

引用:Lexical access in bilinguals: Effects of vocabulary size and executive contro,2008

 

モノリンガルは単一の言語に集中できるのでその言語では優位性があるということになりますが、バイリンガルの語彙量はそれぞれの言語に分散されてしまいます。

 

モノリンガルについての詳しい内容はこちら↓↓

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バイリンガル教育のメリット(成功例)

バイリンガル教育 メリット

思考の柔軟性が養われる

バイリンガルはモノリンガルよりも認知的柔軟性が高いという研究が数多く報告されています。モノリンガルは基本的に1つの単語に対して1つのラベルしか許容できませんが、バイリンガルは常に異言語間同義語を獲得する必要があるので、認知柔軟性を高く保つことができているようです。

 

Bialystok,1999の実験では、子ども達に一つ目のルール (例えば同じ形のものを分類する) でカードを分類するように指導し、その後新しいルール (例えば、同じ色のものを分類する) で分類するよう教示した歳に、バイリンガルの子どもがモノリンガルよりも柔軟にルールを切り替えることができるという結果が出ています。

 

将来の活躍の幅が広がる

エンワールド・ジャパンが実施したアンケートによれば、英語が上級(バイリンガル)の人の約60%が年収1,000万円以上という結果がでました。英語能力が高いバイリンガル人材はグローバル企業からの需要も高く、結果として彼らの年収も高い水準になっています。

 

バイリンガル年収

引用:エンワールド・ジャパン株式会社『「英語レベルと年収」についてアンケート』

 

子供をバイリンガルに育てるオンライン英会話

バイリンガル オンライン英会話

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リトラボえいご(コミュニティの作成)

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参考

Merriam-Webster|Definition of bilingual education

haikudeckHistory of Bilingualism

ResearchGateThe Vitality of the English Speaking Community of Quebec: A Sociolinguistic Profile of Secondary IV Students in Quebec English Schools

The University of Toronto Toronto|Teaching for Cross-Language Transfer in Dual Language Education:Possibilities and Pitfalls Jim Cummins,2005

2LivNlearn|Are You Judging Your English Learners on Their BICS Instead of Looking for CALP?

ベネッセ教育総合研究所|言語形成期を活用したバイリンガル教育の特徴

立命館大学論説|言語形成期を活用したバイリンガル教育の特徴

American Federation of TeachersBilingual Education Reviving an American Tradition

ResearchGate|The Vitality of the English Speaking Community of Quebec: A Sociolinguistic Profile of Secondary IV Students in Quebec English Schools

Semantic Scholar | Critical period effects in second language learning: The influence of maturational state on the acquisition of English as a second language 

学校法人ホライゾン学園 仙台校 | イマージョン教育

New York University | 1 in 4 Students is an English Language Learner: Are We Leaving Them Behind?

Science direct | Lexical access in bilinguals: Effects of vocabulary size and executive contro,2008

エンワールド・ジャパン株式会社 |『「英語レベルと年収」についてアンケート』