イマージョン教育とは? メリット・デメリットを解説 小学校での失敗例・英語学習への効果とは!?

はじめに

今回は注目度が高まっているイマージョン教育について考えていきます。イマージョン教育のメリット・デメリットを徹底解説するために、まずはイマージョン教育の意味や定義について解説し、具体的な効果や問題点・失敗事例についても考察を進めます。さらに日本のイマージョン教育(幼稚園・小学校)の事例やアメリアのイマージョン教育も紹介していきます。英語学習への効果を検証するために、最新の研究や論文も紹介しているのでチェックしてみてください。

 

↓↓英語学習の動画を随時追加していきます

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参考文献

「よくわかる言語発達」

 

バイリンガルの教育方法」

 

「日本のバイリンガル教育」

 

イマージョン教育とは

イマージョン教育とは

イマージョン教育の意味・定義

イマージョン教育とは外国語を教科としてではなく、手段としてその他教科を学習する教育方法を指します。イマージョンは英語の「immersion 」(浸す)という言葉からきてますが、まさにイマージョン教育では幼いころから外国語環境に浸されます。

 

instruction based on extensive exposure to surroundings or conditions that are native or pertinent to the object of study

引用:Merriam-Webster Dictionary

 

イマージョン教育の第一人者と言われるFred Genesee氏は1976年からイマージョンプログラムについて執筆を始め、1987 年に「Learning Through Two Languages: Studies of Immersion and Bilingual Education」でイマージョン教育に関する書籍を出します。その中で、イマージョン教育の特徴を下記に記しています。

 

Generally speaking, at least 50 percent of instruction during a given academic year must be provided through the second language for the program to be regarded as immersion. Programs in which one subject and language arts are taught through the second language are generally identified as “enriched second language programs

引用:Learning Through Two Languages: Studies of Immersion and Bilingual Education

 

↓↓こちらでインタビューを受けています

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一部インタビュー内容抜粋

Over 40 years of research on the native language development of immersion students in Canada has taught us that these students’ competence in oral and written aspects of their native language does not suffer(40年以上の研究から、イマージョンプログラムの学生の母語の力は損なわれないことが証明されている

 

One of the biggest challenges for teaches and administrators working in immersion is to be knowledgeable about and understand research findings on immersion.(働く教師や管理者にとって最大の課題の 1 つは、イマージョンに関する研究結果について知識を持ち、理解すること)

 

Fred Genesee氏らの研究をバックにイマージョン教育は1960年代に英語とフランス語を公用語にしているカナダで始まり、外国語習得の最も効果的な方法として世界各地の学校で導入されています。

 

↓↓イマージョン教育の全体像がわかります

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イマージョン教育の歴史

カナダ

イマージョン教育は、1965年にカナダモントリオールのサン・ラベール幼稚園で初めて導入されました。フランス語圏ケベック州の幼稚園で、第二外国語として子供がフランス語を身に付けられないと保護者が意見したことから始まったのがイマージョン教育です。その後、1970年代にアメリカで導入され欧米を中心に拡大していきました。

 

カナダでなぜフランス語と思うかもしれませんが、かつてフランス軍が植民地支配を進める際に開拓の中心がケベック州であったこともあり、現在でも8割以上の方がフランス語を話します。

 

カナダの言語割合

引用:These Are the Languages Spoken in Canada According to 2021 Census

 

カナダで実践されたイマージョン教育は下記のように教師に与えられた課題をタスクに分割して、生徒自ら考えながら4技能を駆使して課題を解決します。教師は内容教科を教えながら、聞くこと・話すこと・読むこと・書くことの4技能をなるべく自然な形で導入できるように工夫しています。

 

イマージョン教育成功の要因

引用:カナダのイマージョン教育の成功を支えた教授学的要因に関する研究

 

日本での広がりと成功

日本では1992年に静岡の加藤学園暁秀初等学校で、初めて本格的なイマージョン教育が導入されたと言われています。現在も加藤学園の幼稚園、小学校、中学校でイマージョン教育が実施されています。

 

イマージョン教育

引用:加藤学園英語イマージョン/バイリンガルプログラム 組織と沿革

 

小学校のイマージョンプログラムは日本語と一部の教科を除き、英語で教えられます。1年生〜6年生の授業の約 50%60%は英語で行われます。

 

加藤学園カリキュラム

引用:加藤学園英語イマージョン/バイリンガルプログラム カリキュラム

 

2005年にはぐんま国際アカデミーが開校。2020年度には国内で初めて公立小学校(愛知県・豊橋市立八町小学校)にイマージョンプログラムが導入されました。

イマージョン教育の種類

言語の使用割合

外国語に触れる時間の長さによって、Full Immersion(完全イマージョン)と、Partial Immersion(部分的イマージョン)に分けられます。完全イマージョンでは低学年の教科学習は100%外国語で行われ、学年が上がるごとに、その割合は下がっていき、5・6年生になるころには50%程度になります。

 

言語の使用割合

  • Full Immersion(完全イマージョン):低学年の教科学習は100%外国語
  • Partial Immersion(部分的イマージョン):外国語は50%

 

部分的イマージョンは外国語の指導を50%ほどに維持する方法です。通常は母国語を話す教員と外国語を話す教員のティーティーチングで行われます。日本の場合は、この部分的イマージョンを取り入れる学校が多く見られます。

イマージョン教育プログラムの種類

イマージョン教育は方式によって二つに分かれます。One-Way Immersion (一方向性イマージョン)と Two-Way/Dual Immersion(双方向性イマージョン)の2つがあります。

 

イマージョン教育の方式

 

イマージョン教育の2つの方式

  • One-Way Immersion(一方向性イマージョン)
  • Two-Way/Dual Immersion(双方向性イマージョン)

 

一方向性イマージョンは全員同じ外国語で学ぶイマージョン教育を指します。双方向性イマージョンは、2つの言語で学ぶ方式です。例えば、アメリカでは英語とスペイン語の双方向イマージョン教育が実施されています。クラス編成は、英語話者とスペイン語話者それぞれが全体の2/3以上にならないように調整されます。

 

イマージョン教育の開始時期

  • 早期イマージョン(5歳〜)
  • 中期イマージョン(8歳〜)
  • 後期イマージョン(12歳〜)

※ 学校や団体によって開始時期の定義は異なる

 

学校や団体によって開始時期の定義は異なりますが、主に早期・中期・後期に分類されています。本場のカナダではさらに、時期と形式を合わせて6つに分類されています。

 

6つのイマージョン方式

  • 早期トータル・イマージョン
  • パーシャル・イマージョン
  • 中期イマージョン
  • 後期イマージョン
  • 教科別補強フレンチ
  • トライリンガル・イマージョン

引用:バイリンガル教育の方法  第5章イマージョン方式の教育より抜粋

 

早期イマージョン(5歳から)と後期イマージョン(12歳から)の教育を受けた子供を比較するフレンチイマージョン(英語を母国語とする生徒に対してフランス語のイマージョン教育をするプログラム)の実態を調査した研究が実施されました。結果は、早期イマージョンは聴解力が高くなり、後期イマージョンは読解力が逆に高くなりました。

 

  早期イマージョン(4,000時間) 後期イマージョン(1,400時間)
聴解力 15.2 12.0
読解力 14.8 18.2

引用:バイリンガル教育の方法  第5章イマージョン方式の教育より抜粋

 

イマージョン教育を支える理論

イマージョン教育を幼児期にする背景は、人間の脳がかなり早い時期に言語および認知能力を形成すると考えられているからです。できるだけ早いうちに、外国語に浸ることによって子供達の言語の習熟度は高まると考えます。

human brain 2

引用:OUR EDUCATIONAL APPROACH

 

もう一つはカミンズ氏の言語共有論です。彼は第一言語第二言語の間には共有できるCommon Underlying proficiency(CUP)があると主張しています。第一言語能力(母国語)と第二言語は独立しておらず、相互に依存しているという考え方です。カミンズ氏は二言語共有説を立証するために言語能力をBasic Interpersonal Communicative Skills(対人伝達言語能力)とCognitive Academic Language Proficiency(認知・学習言語能力)に整理しました。

 

二つの能力

  • BICS:日常の場面に密着した(context-embedded)言語使用が特徴
  • CALP:context-reduced)言語使用が特徴で、学問的な思考

 

この二つの言語能力(BICSCALP)は第一言語第二言語両方に当てはまります。イマージョン教育論者に言わせれば、このCALPを育てるためには日本語だろうと英語だろうとかまいません。できるだけ早い時期に適切な言語教育を施すことが大切で、イマージョン教育であれば、より認知的・学術的能力を伸ばすことができると考えます。

 

BICSとCALP

引用:日本のバイリンガル教育 学校の事例から学ぶ p34を参考に作成

 

↓↓バイリンガル教育についてはこちらで解説

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イマージョン教育の最新の研究・論文

英語学習の効果

英語学習の効果を考える際に、イマージョン教育における学習方法と記憶方法の特徴を知る必要があります。従来の教室学習では、生徒はL2の単語を明示的に教えられ、文法規則を暗記することが多く、主に宣言的記憶を働かせると言われています。一方で、イマージョン教育では、生徒はL2の単語を暗黙的に提示され、手続的記憶を使って文法を処理しています。ある研究ではイマージョン教育の方がより学習者に大きな負担(脳に刺激を与える→学習効果が高い)を強いるという結果が出ています。

 

英語学習の効果

引用:Effects of Language Immersion  of Language Immersion versus Classroom  Exposure on Advanced French Learners: An ERP Study, 2017

 

2017年にアメリカのテネシー大学でイマージョン教育の効果について研究が行われました。流暢性を測るテストで、イマージョン教育の量が多い(High immersion)生徒の点数が一番高くなるという結果がでました。また、脳波計を使用して、文を読む作業中の脳の電気的活動を観察したところ、イマージョン教育の量が多い(High immersion)生徒はネイティブに近い動きが出たとも報告されています。

Proficiency Scores

引用:Effects of Language Immersion  of Language Immersion versus Classroom  Exposure on Advanced French Learners: An ERP Study, 2017

 

↓↓言語獲得についてはこちらで解説

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イマージョン教育の問題点・失敗

イマージョン教育

イマージョン教育の問題点や課題は、子供たちのその後の人生を追えていないことが挙げられます。小学校では近年導入されたケースも多く、卒業後の進路データが不十分で、教育の是非を判断材料する材料が少ないとも言えます。但し、これらはイマージョン教育の卒業者が学術的な立場に将来なることで解消されると思います。

 

失敗例としては、学校側の要求する外国語と子供の到達レベルのギャップが生じる際に起こると言えるでしょう。また、イマージョンプログラムは、クラス外での母語習得環境が十分整っているという前提で第二言語の習得を目指すものであり、母語習得に支障が生じるほど母語の使用時間が極端に短くならないことが前提です。

イマージョン教育の失敗

イマージョン教育を受けるために、幼児の状況と学校がマッチしているのか事前に確認することが大切です。安易に入学をさせてしまうとセミリンガル(母語が不十分)になる危険性もあります。

日本のイマージョン教育

日本のイマージョン教育

幼稚園

日本では先ほど説明した加藤学園幼稚園で早い段階から取り入れ、その他多数の私立学校の附属幼稚園としてイマージョン教育が導入されています。各スクールで特徴が異なるので、子供の状況に適しているか見極める必要があります。

 

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大阪府摂津市にある摂津ひかり幼稚園では脳発達研究者の大井静雄氏から助言を受けて4歳児イマージョンクラスを開始しています。言語獲得期に異なる言語を学ぶことはお互いの言語回路を刺激し、母語を使ったコミュニケーション力をも向上させるとし、イマージョンクラスを拡大させてきました。

 

摂津ひかり幼稚園の英語活動の沿線

  • 2001年 英語教育の開始(週1回程度)
  • 2010年 委託により行っていた英語活動を園独自の内容に変更
  • 2013年 4歳児イマージョンクラス開始 ネイティブの先生を配置
  • 2014年 5歳児イマージョンクラス開始
  • 2015年 3歳児イマージョンクラス開始
  • 2016年 園外の2歳児を対象に親子で学べるHOPクラス開始

引用:Englishイマ―ジョンについて

 

小学校

数多くの小学校でイマージョン教育が導入されています。近年はイマージョン教育を導入する学校が爆発的に増えていますので、学校選びには注意が必要です。学校の英語力の見極めるためには募集要項や学校説明会で確認するとよいでしょう。

 

例えば、英語経験なしでも入学可にしている場合は英語力は低くなります。逆に、原則プリスクール(未就学児を対象に英語で保育を行う施設)卒生のみ受け入れというクラス募集をしている学校の場合は、ある程度英語力が保たれますので、一定レベル以上の授業が期待できます。

 

イマージョン教育が導入されている関東の小学校(一例)

 

イマージョン教育は私立学校というイメージがありますが、2020年に愛知県豊橋市の八町小学校で公立学校としては初となるイマージョン教育が導入されました。

 

news.yahoo.co.jp

 

愛知県豊橋市では1990年代から「臆することなく英語でコミュニケーションを図れる児童の育成を」を市の教育施策として掲げ、英語教育に力を入れてきました。豊橋市の研究実践校の名乗りを上げたのが八町小学校で、学習指導要領に示された学習内容の定着が確実に行われることを大前提に、最初は図工や体育など視覚的支援が比較的しやすい教科から、英語を使って学ぶ授業が始まりました。

 

2019年に小学3年生で、1年を通して算数の授業を英語で進めたところ、一定の学習成果が得られることがわかり、2020年度から国語と道徳以外の教科は主に英語を使って学ぶ「イマージョン教育コース」が開設されました。

 

↓↓早期英語教育についてはこちらで解説

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アメリカのイマージョン教育

アメリカのイマージョン教育

イマージョン教育が盛んなアメリカ合衆国においては、カリフォルニア州は特徴的です。カリフォルニア州はメキシコとの国境に接しており、メキシコからの移民が非常に多い地域です。メキシコはもともとスペインの植民地だったため母国語はスペイン語です。そのため、下記西海岸のカリフォルニア州は200以上のDual Language Immersion (DLI) programsの学校があります。その他、200以上の地域はテキサス州ノースキャロライナ州ニューヨーク州となります。

 

アメリカのイマージョン教育

ARC(The American Councils Research Center)の調査によると米国全体で 3,600 以上の DLI プログラムがあり、カリフォルニア州テキサス州ニューヨーク州ユタ州、およびノー スカロライナ州がすべてのプログラムの約60% を占めています。スペイン語のプログラムは全体の約 80% を占めます。その他の言語では、中国語 (8.6%) とフランス語 (5.0%) が続きます。フランス語も182の学校があり、4位は日本語、5位はドイツ語となりました。

 

DLI プログラム TOP5の言語

言語 学校数
スペイン語 2936
中国語 312
フランス語 182
日本語 37
ドイツ語 31

引用:ARC Completes National Canvass of Dual Language Immersion Programs in U.S. Public Schools

イマージョン教育のデメリット

イマージョン教育デメリット

セミリンガルに陥る可能性

セミリンガル は英語で「semilingual」で、言葉(lingual)に接頭辞である半分(semi)がくっついて下記のような意味になっています。

 

A person who knows two or more languages but exhibits low profile in all of them, that involves having poor vocabulary and wrong grammar.

 引用:Weblio

 

セミリンガル (semilingual)を直訳すると、「言語をいくつか知っているが、語彙不足や文法を誤って使用する人」となり、ネガティブな意味が込められています。子どもの言語発達が不十分な段階でバイリンガル教育を強要すると、第二言語だけではなく母国語も十分に使いこなすことができなくなってしまいます。

 

↓↓詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

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母国語の語彙量が少なくなる

2008年に神経言語学の雑誌で紹介された研究では、バイリンガルの語彙サイズはモノリンガル(単一の言語を話す人)よりも語彙力が小さくなるというデータが示されています。但し、バイリンガルのそれぞれの語彙サイズを足すと、モノリンガルと同じ語彙サイズになるとも指摘されています。

 

引用:Lexical access in bilinguals: Effects of vocabulary size and executive contro,2008

 

モノリンガルは単一の言語に集中できるのでその言語では優位性があるということになりますが、バイリンガルの語彙量はそれぞれの言語に分散されてしまいます。

 

モノリンガルについての詳しい内容はこちら↓↓

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イマージョン教育のメリット

イマージョン教育 メリット

総合的な英語力が身に付く

これまで日本の英語教育において、将来役に立つために語彙や文法などの英語を教えてきました。現在は子供達が「もっと話したい」「もっと英語でコミュニケーションを取りたい」と思えるような授業づくりが求められます。そのためには、クラスルームは英語を使う場として機能することが必要です。

 

↓↓ESL教材を出版しているKathy Kampa氏が説明

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そこで、CLILContent and Language Integrated Learning=内容言語統合型学習)という英語の教育方法が注目されています。イマージョン教育などからヒントを得て欧州で始まり、現在は世界各国で導入されている教育アプローチです。CLILの学習理論の特徴は「4つのC」というフレームワークを掲げている点です。4つのCとは以下の通りとなります。

 

CLILの学習理論

  • Content(内容)
  • Communication(言語)
  • Cognition(思考)
  • Culture/Communication(文化・協同)

 

CLILでは、英語を単元的に学習するのではなく思考のツールとして環境問題や人種問題といった学習内容の理解に重きを置き学習をすすめていきます。

 

CLIL

引用:Research and Evaluation of the Content and Language Integrated Learning (CLIL) Approach to Teaching and Learning Languages in Victorian Schools, 2013

 

思考の柔軟性が高まる

バイリンガルはモノリンガルよりも認知的柔軟性が高いという研究が数多く報告されています。モノリンガルは基本的に1つの単語に対して1つのラベルしか許容できませんが、バイリンガルは常に異言語間同義語を獲得する必要があるので、認知柔軟性を高く保つことができているようです。

 

Bialystok,1999の実験では、子ども達に一つ目のルール (例えば同じ形のものを分類する) でカードを分類するように指導し、その後新しいルール (例えば、同じ色のものを分類する) で分類するよう教示した歳に、バイリンガルの子どもがモノリンガルよりも柔軟にルールを切り替えることができるという結果が出ています。

 

他の教科の学力も向上

アメリカのマサチューセッツ州のAmigos Schoolではイマージョン教育が導入されていますが、2019年の総合評価システムテストで科学や数学などの点数が州平均を20%上回りました。

 

↓↓Amigos Schoolでのイマージョン教育

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参考

International Journal of English  and  Education | An Introduction of "Immersion Program"

linkedin | Interview with Dr. Fred Genesee by Lyle French

Department of Psychology McGill University | French Immersion and At-Risk Students: A Review of Research Evidence

The Academic Family Tree | Fred Genesee - Publications

UNIVERSITY OF TORONTO PRESS Journals Division | The Suitability of Immersion Programs for All Children

To Do Canada |These Are the Languages Spoken in Canada According to 2021 Census

鳴門教育大学研究紀要 第22巻 2007| カナダのイマージョン教育の成功を支えた教授学的要因に関する研究

学校法人 加藤学園 | 加藤学園英語イマージョン/バイリンガルプログラム 組織と沿革

学校法人加藤学園 | 加藤学園英語イマージョン/バイリンガルプログラム カリキュラム

Tennessee Research and Creative Exchange (TRACE) | Effects of Language Immersion  of Language Immersion versus Classroom  Exposure on Advanced French Learners: An ERP Study

愛知江南短期大学 |  早期英語教育に関する一考察カナダのイマージョン方式のバイリンガル教育を参考にして小学校の 「総合的な学習の時間」における英語教育のあり方を模索する―

摂津ひかり幼稚園 | Englishイマ―ジョンについて

American Councils | ARC Completes National Canvass of Dual Language Immersion Programs in U.S. Public Schools

CommuniKids | OUR EDUCATIONAL APPROACH

Science direct | Lexical access in bilinguals: Effects of vocabulary size and executive contro,2008

American Journal of Educational Research | Attaining Content and Language Integrated Learning (CLIL) in the Primary School Classroom

Semantic Scholar | Research and Evaluation of the Content and Language Integrated Learning (CLIL) Approach to Teaching and Learning Languages in Victorian Schools