元国語教師が「言語」と「英語」を考えるブログ

私の「言葉」との向き合い方、 IELTS対策の参考書、英語学習のテキストなどを紹介しています!

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英作文 おすすめ 教材 レベル別15選 (大学入試・TOEFL・TOEIC・IELTS向け)

はじめに

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今回は、おすすめ英作文教材15選を紹介していきます。大学入試や、TOEFLTOEIC・IELTSなど様々な目的の方にも有益だと思います。それぞれのレベルや目的に合わせて参考にしていただければと思います。選定のポイントは様々なレベルに対応できるように、初級・中級・上級向けの教材をピックアップし、複数の出版社の教材を選択しました。また、ノウハウ系、トレーニング系、サンプル系、その他に分け、用途別に使いけられるように紹介していきます。

 

この中から、気に入った教材を見つけていただいたら幸いです。英作文の力を付けるのは中々自分では難しいです。最初の型や基礎力がないと、その後の伸びも違うような気がします。自分のレベルに合わせた教材をぜひ見つけてください。英作文の練習を始めるには、文法の知識が必ず必要かと思います。今回紹介するテキストに取り組む前に、必ず最低でも一つや二つは文法書を仕上げてから、取り組んで欲しいと思います。

 

タイプ    おすすめ度    レベル

レーニング ★★★☆☆ 愉しみながらの英作文 (初級)

レーニング ★★★★★ 書く英語 基礎編 (初級)

レーニング ★★★★★ 英語で日記を書いてみる(初級から中級)

その他    ★★★★☆ アメリカの小学校に学ぶ英語の書き方(初級から中級)

         ↓

ノウハウ   ★★★★☆ 入門編英作文トレーニング(Z回出版) (中級)

ノウハウ   ★★★★★ 大矢英作文 講義の実況中継(中級)

ノウハウ   ★★★★☆ 英語で意見を論理的に述べる技術トレーニング(中級)

サンプル   ★★★☆☆    まよわず書ける自由英作文(中級)

サンプル   ★★★★☆    実用テーマ別 英語で意見・考えを言える表現 (中級)

ノウハウ   ★★★★☆    決定版 英語エッセイ・ライティング(中級から上級)

レーニング ★★★★★ TOEFL テストライティング問題100 (中級から上級)

         ↓

ノウハウ   ★★★★☆ 実践 英文ライティング入門(上級)

レーニング ★★★★★ 英語で論理的に表現する(上級)

ノウハウ   ★★★☆☆ 論理的な英語力を鍛える(上級)

サンプル   ★★★★★ 英語論文 引ける・使える パターン表現&文例集(上級)

 

 

愉しみながらの英作文(初級)

 愉しみながらの英作文を書くとかどういうことのか、考えさせられた一冊です。自由な発想で好きなように英作文を書いてみたい。そのような願望がありましたが、いざ書き出そうとしてもなかなか上手くできません。本書は、5文型の基本に中学校レベルの文法や語彙を使って徹底的に作文の練習をしていきます。私はすべての英作文をやり終えることはできませんでしたが、それでも相当の自信をつけることができました。

 

普段着の日本語を英語に置きかえるとき、最も苦労するのが語順。日本語と英語では語順が全く違います。本書は、英語を話し言葉で覚えてしまう5文型活用による独習ノート。愉しみながらやるのがコツ。

 

本書は好き嫌いがはっきりするかもしれません。ぜひ、お手にとって内容を確認してからご購入を検討することをおすすめします。5文型をあてはめる作文練習は相当の覚悟がないとやり切ることはできません。ただ、その先には確かな作文力が待っています。

 

 

 

書く英語 基礎編(初級)

英作文の基礎の基礎。例えば、ピリオドで文を終わらせる。最初に主語を置くというように、0からでも英作文に取りかかることができる貴重な教材です。私は英作文の添削をしてもらった際に、あまりにも基礎的なニスが多く、それによって減点されていることに気づきました。そして、どこの作文力が弱いのか知りたくなりました。本書に出会い、基礎から自分の英語と向き合い、力を付けることができました。

 

本当に一番挫折しにくい英作文の教材です。ですが、反復トレーニングが嫌いな方や、すぐに成果を求める方には向いていないかもしれません。しかし、よく考えてみれば、英作文は英語の総合テストのようなものなので、一番成果が出ない分野かもしれません。ですので、我慢して取り組んで欲しいです。

 

中学一年生の英語知識でも、英作文は書けるようになります。嘘のようですが、本書に本気で取り組めば、おしゃれな文章はかけないかもしれませんが、相手に伝わる英作文は書けるようになります。

 

 

 

英語で日記を書いてみる(初級から中級)

 本書では、書くために必要な英語の文の組み立て方から基本文法までを詳しく解説してあります。また、日記に使える構文、日記・スケジュール・メモに使える表現と実例を豊富に紹介し、気軽に「英語で日記を書く」ということがはじめられるようになっています。

 

自分の気持ちや思いをどんどん自分の日記に書き下ろしたくなります。自分の思いを新しい表現を使ってかけるようになると、日記が書くのが楽しくなります。日々、自分が使える表現が増えると同時に、自分の思いを英語を使って的確に表現できるようになるのは嬉しい限りです。自分が英語を身に纏い、日々解放されて、自由になっていく感覚です。著者が説く「継続は力なり」には納得します。Chapter7の日記に使える構文も英作文を書く参考になります。

 

姉妹編の「英語日記パーフェクト表現辞典」様々な場面で使いたくなる、便利な表現が豊富にあります。こちらで自分の思いをかたちにできる表現を探してみるのも楽しいです。英語で日記を書くという習慣は英作文の力を伸ばすだけではなく、英語が生活の一部になっていくのでおすすめです。

 

 

 

アメリカの小学校に学ぶ英語の書き方(初級から中級)

本書は今回紹介する英作文のテキストの中では、少し的外れなテキストかもしれません。アメリカの小学生がいかに英語の書き方を学んでいくのかを紹介しているテキストだからです。ですので、英作文を書くトレーニングやノウハウを具体的に教える教材ではないからです。それを期待して本書を手に取るとがっかりするかもしれません。

 

ですが、本書を読むと自分の英作文の力がないことに納得し、できないのは当たり前だと勇気をもらえます。アメリカの小学生は6年もかけて、自分の考えを主張するトレーニングをします。ブレインストーミング、4スクエアメッソド、インバーテッドトライアングルなどなどを駆使して徹底的に作文力を磨き、中学生でリサーチペーパーを執筆します。

 

本書を通して現在実践していることは、自分の考えをまずはビジュアル化、図式化するようになったことです。そして、どれがメイントピックで、どれがそこから付随、あるいは派生したトピックなのか書き下ろすようになったことです。それを怠ってしまうと、自分のアイデアを不特定多数の人に伝えるのに苦労することになります。

 

それだけではなく、これからの指針も同時に示してくれます。日本人学習者が、どう英語を学習すべきか、アメリカの児童英語教育をどう日本に取り入れていくか考える良い材料になると思います。

 

アメリカでは「自分が言いたいことを明確に伝える」手段として、小学校低学年からライティングの練習に徹底して取り組みます。最初はスペルミスだらけの判読不能の文を絵で補っていた子どもが、高学年になると「イントロダクション」「複数のパラグラフで構成される本文」そして「結論」と、論理的に構成された長文を書くようになります。小学生がメキメキと力をつけていくプロセスは、日本人の成人にとってもこの上ないお手本になるはずと著者は考えました。

 

・6トレイト

メインアイデアを決め、構成を考え、自分の主張を入れ、語彙を選択し、文章の流れに注意し、文法などのルールを守る。多くの学校で採用されている伝統的なメソッドです。

・4スクエア

6トレイトをさらに具体化したもので、低学年クラスでよく採用されています。4つの四角形を使って、マインドマップのように視覚的に考えを整理していく方法です。

・インバーテッド・トライアングル

高学年で使われる逆三角形のメソッド。もともとはジャーナリズムの世界で使われ始めたとされ、書きたいことを具体的に絞り込んで行く構成力を養うものです。

 

 

 

入門編英作文トレーニング(Z回出版) (中級)

著書が通信教育で様々な英作文の誤答を集め、本書が生み出されたようです。Z会出版の強みが活かされた教材です。入門編というタイトルが付いていますが、英作文を組み立てる要求レベルはかなり高いです。ですので、例題の問題に答えられなくても落ち込む必要はありません。本書の価値は、日本人が間違いやすいポイントを紹介してくれる点で、それを手掛かりに、「日本語脳」と「英語脳」の違いが浮かびあがってきます。

 

本書の最大の特徴は、テキストが対話形式で進み、日本人講師とネイティブ講師二人の先生からアドバイスをもらえる構成になっていることです。100個の例題に対して、回答例と二人の講師のコメントが記載され、どこに落とし穴があるのかポイントを教えてくれます。二つ目は、英作文の内容が日常会話に重点を置かれている点です。ですので、受験生だけでなく、社会人の方にも実践的な英作文の力が身につきます。

 

私の使い方は、回答例を暗記するよりは、ネイティブ講師のコメントをノートにまとめ、自分なりの注意リストを作成しました。そうすることで、少し英語脳に近づけたかと思います。本書を読み終えたら「実践編」もありますので、挑戦してみてください。

 

 

 

大矢英作文 講義の実況中継 (中級)

本書に出会う前は、英作文は英語の読解やスピーキングとはかけ離れたもので、学ぶ意義を失いかけていました。本書に出会い、英作文とは英語力の総合テストのようなもので、すごく奥が深い。英作文の学習を通していろんなことに気づかされるのだと実感しました。

 

一つだけ紹介したい考え方は、私たちが英文を選択する際に、「縦の選択」「横の選択」がされているそうです。「縦の選択」は、文法の選択で、主語を置いたら、動詞をもってくるだとか。こちらの選択を正しくするには文法的知識が必要ですが、日本人的発想で文法をあてはめると間違いやすい。文法の知識が合っていても、日本的思考がそれを歪めてしまう。「横の選択」は、単語・語法の知識です。日本語の単語の意味は、単純に一対一ではなく、一対多であって、英単語の暗記だけでは対応しきれません。

 

本書は講義式で進むので、個人的には読破しやすい教材かと思います。Part1を読み込むだけでも英作文の肝をつかむことができます。余力がある人は、Part3の自由英作文問題にも挑戦してみてください

 

 

 

英語で意見を論理的に述べる技術トレーニング(中級)

著者の植田一三氏は英検対策テキストを多く出版し、その解説本には定評があります。

特に、35年以上の指導歴で英検1級合格者を2000名以上だした実績があるそうです。また、本書は長年に渡って、英検二次対策本や通訳ガイド試験の対策本のとして定評があり、英検対策ではバイブル的なテキスト。ただ、以下のデメリットもあるかと思います。

 

○扱われる時事が少し古くなっている

○サンプルエッセイが中心

○使われる英文の難易度が高い。

 

したがって、独学で基礎からライティングン勉強を始めたい人にとっては、不向きかもしれません。むしろ、本書を通して有益な表現を生きたサンプルエッセイの中でつかみとりたい、あるいは、試験までの期間が短くサンプルエッセイの型をマスターして、試験突破を目指す人にとっては有益かもしれません。

 

 

 

まよわず書ける自由英作文(中級)

私が一番最初に出会った英作文のテキストです。英作文の書き方やテクニックを解説するよりは、様々な形式の問題が掲載されています。60語、120語、さらに長い内容を答えないといけない問題など、様々なタイプの過去問に触れることができます。初級者用といえども、英文を書くための文法の知識は必ず必要です。一定の長さの英作文を入試で答案するために、どのような文章を書けば良いのか全体像を知れる教材でしょう。

 

課題文が与えられる問題や、ストーリーを説明する英作文など珍しいタイプの問題も掲載されています。模範解答が素晴らしく、別紙になっているのでそれだけ持ち運ぶこともできます。私はひたすらその模範解答を覚え、英作文の型をつくりました。あまり難しい文法や構文を使わないので、モデルエッセイとして自分のモノにするには最適なテキストではないかと思います。

 

また、添削にも対応しているので、ぜひ自分の英作文を添削して欲しい方はトライしてみてください。ちなみに、10日間完成 (河合塾シリーズ)が2016版が最新版です。

 

 

実用テーマ別 英語で意見・考えを言える表現 (中級)

本書は、英語で意見・考えを伝える便利な表現をストックできる教材です。22のトピック語とに、自分の意見を伝えることができる例文を自分のものにすることができます。英作文の書き方を学ぶ本、英作文を書くトレーニングをする本と、このような豊富な例文をストックできる参考書はいずれも必要だと思います。

 

私はライティングの教材としてはもちろんだが、ILETSのスピーキングテストの対策として本書はかなり有益だった。例文の内容も簡単すぎず、難しすぎず自分の語法の知識を駆使して述べることもできる。漠然とお題が与えられてもアイデアがすぐに思い浮かぶとは限りません。そのような状況では、本書は英作文のアイデア集としては貴重な教材になると思います。

 

ビジネスシーンや外国人との交流の場で自分の意見や考えを求められることは多い。本書では、そのような場面で自分の意見を英語で的確に表現できるようにするために、よく話題になる230のトピックを取り上げ、全部で2400の表現を紹介している。 
   

基本的な日常会話はある程度できるが、自分の意見や考えを言うのは苦手だという人、英語でどう表現したらいいのかわからないという人には、英会話の練習教材としておすすめできる。

 

 

 

決定版 英語エッセイ・ライティング(中級から上級)

本書は英語エッセイ・ライティングのノウハウをunit0から丁寧に解説し、最終的に自分でエッセイを書くことを目指すテキストです。最大の特徴は、アイデアをまとめる「ブレインストーミング」と「マインドマッピング」を紹介し、いかにトピックを決めるか、アウトラインを構成するかにも着目してる点です。本書のアプローチは文章をどう組み立てるかを、体系的に解説し、最終的にはパラグラフ単位でアウトプットする。パラグラフリーディングをすでに勉強している人なら、すんなり受け入れられる内容になっているかと思います。ただ、自己学習本として、トレーニングや解説がややものたりない印象も受けます。英語教師用のアイデア本としてや、これからエッセイーライティングを始める人には最適な本だと思います。

 

Unit 0 グローバル時代の英語は受信型から発信型へ

Unit 1 エッセイ・ライティングとは何かを押さえてウォームアップ学習

Unit 2 「ブレインストーミング」と「マインドマッピング」を使ってトピックを決める

Unit 3 アウトラインを決める

Unit 4 説得力のある英文を書く「レトリック」とは何か

Unit 5 イントロ・パラグラフを書く

Unit 6 ボディ・パラグラフを書く

Unit 7 コンクルーディング・パラグラフを書く

Unit 8 読みやすい文章を書くには

Unit 9 つなぎ語を上手に使って文章に流れを持たせる

Unit 10 語句のつながりと内容の一貫性を確認

Unit 11 パンクチュエーションの正しい使い方

Unit 12 ラストチャレンジ: 3つのエッセイを書いてみよう

 

このような科学的なライティングの指導方法は、国語にも応用でき、今後注目すべき方向性だと思います。

 

 

 

TOEFL テストライティング100 (中級から上級)

独学でTOEFLライティングの対策を進める人には、必須のテキストなるかと思います。初学者がTOEFLライティングに挑戦すると、今までの受験英語や英作文の知識では歯が立たないことに気づきます。そのような途方にくれたときに出会ったのが本書です。結果的に、TOEFLではなくIELTSの受験に切り替わりましたが、それでも本書のステップを丁寧にこなしていけば、最低限のTOEFLやIELTSのスコアは獲得できると信じております。

 

特に、英語の講師やネイティブに英作文を添削してもらえない環境では、本書のようなテキストは重宝されるはずです。シェアNo.1を誇るだけあって、安定の「TOEFL大戦略シリーズ」ではないでしょうか。

 

 

 

実践 英文ライティング入門(上級)

本書は、英文が苦手なビジネスマンが、少ない努力で英文を書けるようにデザインされたテキストです。日本語の発想で英文を書くと、不自然な英文になってしまうという警鐘をならし、そうならないために三つのレベルで語、文体、段落などを意識する必要があると説きます。特に、著者は、日本人が間違いやすい、「文法は正しくても文レベル規則に違反した文」を解説していきます。

 

語のレベル→文法→語と語の結びつきのルール

文のレベル→分レベル基礎→ナチュラルな文のルール

段落のレベル→段落規則→「起承転結」のような段落結合のルール

 

私の使い方は、冒頭の筆者の考え方のエッセンスをよみとり、苦手な文法事項をピックアップしていきました。受験英作文から自分で思いを伝えるビジネス英語の橋渡しには最適なテキストだと思う。

 

この教科書では、①文法、②文レベル規則、③段落規則、の三つのレベルのうち①と②を対象にします。つまり、基本文法を確認しながら、比較的読みやすい英文を書くことを目指します。この教科書の練習問題を行うことで、複雑な情報の簡単な処理の方法が身につき、ビジネスで効率よく英文が書けるようになると思います。

 

 

 

英語で論理的に表現する(上級)

本書は「英語で論理的に表現する方法」を解説したテキストである。思考を論理的に組み立て、論理的な英語表現を用いて思考を伝えるという両者を一つのテキストにした。この両者を体系的にまとめ、アカデミックなレベルまで引き上げようとしている参考書は珍しく、本書は素晴らしい傑作になっている。私が大学院で英語論文を執筆する際にお世話になったテキストです。

 

1章  英語で論理的に表現するための基本事項

2章  論述の枠組みを作る

3章  論理をつなぐ 

4章  論理を展開する

5章  項目を指し示す/取り上げる

6章  論点を引き出して示す

7章  論点を支える

8章  概念を明確化する

9章  言葉を明確に示す

10章 言説や見解を引き合いに出す

 

日本語も英語と同じで自分で思考を整理しないと、相手に自分の主張を伝えることができません。受験英語の英作文では、その作業が出題者と受験生という制限があり、あまり伝えることに重きを置いていません。ただ、アカデミックなライティングではまずは自分の思考の整理を徹底的にする必要があります。そのような状況では、論述の枠組みから展開の仕方まで、細かい技法と例文が丁寧に解説されている本書はすごく貴重です。

 

本書の特徴は、論の展開途中で必要となる、論点を引き出し、概念を明確にするための技法が具体的に説明されているところです。実は、そのような解説本は実はそんなに多くないような気がします。

 

 

 

論理的な英語力を鍛える(上級)

 

本書では英語の論理力をトレーニングすることで、議論・交渉・ディベートに役立つ力がつけられるようになっています。問題演習がふんだんに盛り込まれ、解き進むことで自然に力がつけられます。英語で意思を的確に伝え、相手の意思を的確に読み取ることの訓練が徹底的にできます。これぞ『論理+英語=グローバル時代のサバイバルツール』です。

 

論理的思考に真っ向から勝負し、英語の論理力を高めるテキストです。著者が主張する「論理」+「英語」はグローバル時代のサバイバルツールという公式はどちら一方が欠けたら役に立たないという警鐘かもしれません。ただ、それは相当な努力と手間が必要になり、本書だけでは鍛えることは難しいかもしれません。ただ、筆者の目指す方向性には同意してますので、続編を期待しています。

 

 

はじめての英語論文 引ける・使える パターン表現&文例集(上級)

本書は、アカデミック・ライティングを学ぶ方にとっては最適なテキストだと思います。私は本書の例文の書き方を参考にし、大学院のアカデミック・ライティングを仕上げました。基本的な書く姿勢から、アイデアのまとめ方、細かい修辞法など本当に参考になりました。

 

1主語を明確にする

2文をアクション型に

3伝えるべき内容を詳細に

4主語は「無生物主語」に

 

この三つを意識するだけで、相当英作文がアカデミック(学術)的な内容になるかと思います。アカデミック・ライティングとは、そもそもどちらでも良いとか、ぼやけた内容なら、書く意味がありません。ですから、主語を明確にし、アクション型が一般的に好まれます。日本人が多用する、「我々」とはいったい誰を指すのか明らかにしなければなりません。そのようなヒントをたくさんもられます。