元国語教師が「言語」と「英語」を考えるブログ

「言葉」との向き合い方、 英語学習、スペイン語、中国語、マーケティング、ポジティブ心理学について考えていきます!

これなら挫折しない! 英語学習に必要な7つの習慣

はじめに

英語のアルファベット

 

私が英語学習をする際に、大切にした7つの習慣をご紹介します。実は、ほとんどが当たり前の態度や向き合い方かもしれません。ですが言葉にしてみると案外難しいことに気づきました。

 

今日もこの習慣をおろそかにしてしまったと反省したり、今日はこの習慣を継続できたと自分と鼓舞したり。結局は英語学習は自分との戦いであり、常に自分との対話が必要だと思います。そんな時に7つの習慣がなにかのヒントになっていただければ幸いです。

 

ところで、英語学習を挫折する理由はいったいなんでしょうか?私も順風満帆に英語学習を続けてきたわけではありません。挫折の経験はたくさんあります。英語学習者の8割が挫折する理由は?以下の記事を参考にみていきます。

 

togawaakio.com

 

1 英語を勉強する時間が取れない

2 英語が上達している成果を感じられない

3 一気にやり過ぎる

4 目標・目的が明確ではない

5 フィードバックが得られない。独学で学んでいる

 

「英語が喋れるようになりたい!」という思いがある一方で、時間を確保できないことを理由に挫折してしまう。学習を継続しても、成果を感じることができないので諦めてしまうこともあるようです。時間とモチベーションが鍵になるのでしょうか。

 

 

「なぜ日本人は英語の学習で挫折しがちなのか」こちれはどうでしょうか。6つの理由が挙げられています。

 

www.eigo-ranking.com

 

1 聞き流すだけの教材を使ってしまう

2 英文法の勉強ばかりやってしまう

3 単語だけを覚えようとする

4 英文を丸暗記しようとしてしまう

5 教材のレベルが合っていない

6 そもそも英語に苦手意識がある

 

「なぜ挫折してしまうのか?」という視点でまとめています。そもそもモチベーションを維持することができない理由は一体何なのか?重要な示唆を与えてくれています。深く考えずに特定の教材や学習方法に飛びついてしまうと、教材が自分に合わず、期待していた成果が出ないことになります。

 

DMM.comが、2016年12月22日~23日、20代~70代の男女600名(男女各300名)を対象に、「英語学習」に関するアンケート調査をインターネットで実施しました。「楽しくなかったから」という理由が全体の29.6%にものぼりました。4人に1人以上が英語学習がつまらないという理由で挫折しています。

 

持続可能性のある英語学習習慣を養うためには、英語学習をしたいという動機、十分な学習時間、英語学習そのものへの興味が必要になりそうです。この三つのあれば、英語学習の挫折はなくなるはずです。したがって下記の方程式を立てました。

 

モチベーション×時間×英語への興味=持続可能性のある英語学習習慣の確立

 

三本の柱

努力を習慣化できる工夫→学習量の可視化→モチベーションUP↑

高いモチベーション→自発的な時間の捻出→時間UP↑

内発的動機・夢や憧れ→ 英語への興味UP↑

 

上記の3本の柱を立てるために、「英語学習に必要な7つの習慣」を考えていきます。

 

 

以下の項目に一つでもチェックが入る方はぜひ、記事を読んでみてください!!

 

□ 「一週間で英語が話せる」などの甘い言葉に惑わされる

□ がむしゃらに気分が乗ったときだけ学習している

□ 固定した時間に学習していない

□ 学習の成果を可視化していない

□ 使っている教材の対象を知らない

□ 憧れのネイティブがいない

□ 外発的動機にだけ頼っている

□ 英語を使うワクワクする夢がない

 

 

 

努力をすること

努力の文字

甘い言葉に惑わされない

一つ目は当然かもしれませんが、努力をすることです。一生懸命、真剣に学習することです。英語を学習していると、「こんなに簡単に英語ができるようになった!!」「たったこれだけで英語を話せるようになった!!」という甘い声についつい振り回されてしまいます。最小の努力で最高の効果を出したいからです。ですが、そのように簡単に英語を取得した人は必ず努力をしているはずです。当人は気づいていない、あるいは努力することを当たり前にやっとのけているだけです。

 

実際のところ、英語学習が楽しくてしかなくて、単語を覚えるのもうきうきするような気持ちはずっと続くとは限りません。何があっても語学と真剣に向き合う。努力の方法は人それぞれだと思います。例えば声を出して、紙に書いて、本を読んで、人と話すなどなど。まずは甘い言葉を忘れること。

 

PDCA

PDCAのサイクルで反復練習と知識の確認を徹底することです。テキストを一つ決めたら、著者の推奨する学習方法を参考に、自分なりの学習計画を立てます。実際にそのメソッドやトレーニングを実践しながら、テキストの章末問題やチェックリストなどを活用し、知識が定着されているかを確認していきます。もし、知識の定着が不十分であれば、もう一度該当箇所に戻って学習をする。

 

そのサイクルを何度も繰り返すことができれば、立派なPDCAのサイクルの完成です。そのサイクルから決して逃げないことが大切です。同じテキスト、教材、音声を反復して学習する。絶えずその場で知識が定着しているか確認、翌日、一週間後と間隔を明けて、繰り返し知識の定着をはかっていきましょう。

 

 こちらを参考にどうぞ↓↓

elearn-english.jp

 

 

続けること

継続は力なり

続けることが習慣化を生む

二つ目は努力を続けることです。毎日何があっても学習を続けることです。言い訳をせずに、一日五分でも良いので学習を続けましょう。学習をコツコツ続けることができれば、それが生活の一部になると思います。朝起きて歯を磨くように、生活習慣の一部になるでしょぅ。会社に行く前に英語の音読をしないとなんだか気持ちが悪い。そんな気持ちになっているようでしたら、努力を続けることが習慣化されてことでしょう。

 

どの時間に英語を学習する習慣を付ければ良いのでしょうか?睡眠前には記憶力が高まることとが脳科学の研究によって立証されているようです。寝る前の30分~1時間が英語学習の時間にしてみてはいかがでしょうか。

 

studyhacker.net

 

学習量の可視化

具体的には、自分の学習の成果を可視化することが大切だと思います。チャートやグラフにして、今日はこれまで学習したと毎日記していけば、たとえ成果がでなくても数値は残ります。その数値を積み重ねることで、達成感も味わうことができます。また、習慣化する際には学習する場所や時間を決めるほうが良いと思います。歯磨きを必ず洗面所でするように、朝の音読をリビングのソファですると決めれば、生活の一部になりやすいと思います。

 

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www.itmedia.co.jp

 

 

否定をする

自分を知る

教材に文句を言うことで自分の価値観が見えてくる

最初の否定は教材選びの否定です。私自身は教材を疑ってかかる癖があります。「こんな上手く成績アップするのかな?」「例文が分かりづらいな」とか。テキストを手に取って批判をしていくと自分がおおよそ、どういうテキストが欲しいのかが見えてくる時があります。「自分は例文を結構重視しているのだな」と分かれば、より有意義な教材選びができます。あれもこれもという態度では前に進むことができません。やみくもに努力もしないで否定するのはよくありませんが、これまで信じてきた教材は捨てる勇気も必要になるかと思います。

 

メソッドの対象を意識する

二つ目は、学習方法の否定です。英語学習には様々な方法論が存在するかと思います。メソッドやテキストの方針、語学学校の指導方針やシラバスなど。すべての英語学習は誰かが、ある一定のターゲットをイメージして作られていると思います。そう考えてみると、すべての学習方法が私個人に合っている保障はないように思います。どんなに優れた教材や学習方法も自分が主体的になって取捨選択し、時には自分に合わないという決断を下すべきでしょう。学習の成果が出ないのに、一つの考えや方法に固執してしまうのはとても危険だからです。

 

 

動機付けをする

モチベーションの言葉

内発的動機

「内発的動機」は自らの欲求や興味・関心から来る欲求です。それ自体の行為に価値を見出すようなものです。では具体的な「内発的動機」の方法をご紹介していきます。とは言っても皆さんはもうすでに実践していることかも知れません。最初のステップは自分が好きなこと、趣味や活動を挙げていきます。そして、その事柄に英語で触れて、英語を使ってその活動に参加していきます。その際に注意したいことは、その活動に対して「概ね楽しむことができているのか?」が大切だと思います。

 

これはどういうことでしょうか。例えば英語で小説を読んで、全く理解できなくて苦痛になってしまったら意味がありません。ここでは、元々小説を読むことが好きで、小説をもっと味わいたいとう動機を上手く活用できていません。多くの方々は、私も経験がありますが、背伸びをしたくて「いつか英語で小説を読めるようになるはずだ」と自分に言い聞かせてしまいます。

 

ですが、しばらくしたら「やっぱり楽しくないな」と感じてしまい止めてしまいます。ですので、楽しみが7割から8割ぐらいあったほうが良いと思います。2割ぐらい「理解できないな」「分からないな」ということであれば、もっと勉強すればもっと楽しくなりそうだという気持ちになると思います。「英語のドラマを見たら、楽しかった。もっと上達すればもっと楽しくなる気がする!」「英語のニュースを見たら、もっと世界の事を知りたくなった!」という気持ちになるのが理想でしょう。

 

では、そのためにはどうするのが適切でしょうか。やはり背伸びをしない。等身大の自分を受け入れて、「楽しめているかな?」と自問自答するべきだと思います。自分のレベルに合った趣味や活動を絶えず探し求めることがなにより大切だと思います。小説であれば、写真が挿入されたものや子供向けのものもあります。映画であれば、児童向けに作られたものも分かりやすいでしょう。英語カフェに参加するのであれば、ビジネスマン向けの時事問題のディスカッションはかなりハイレベルです。留学生と交流できる言語交換であれば自己紹介程度の英語で十分でしょう。

 

心の火は勝手に燃え続けるわけではありません。アグレッシブに自分の好きなものを探して、火の薪になるものを探求していくこと。そして、自分に正直になって、自分が楽しめた瞬間から「内発的動機」は力を発揮するのではないでしょうか。

 

外発的動機

「外発的動機」は報酬などから来る欲求です。「内発的動機」がある人にとって、「外発的動機」なんて必要ないかもしれません。しかし、自分の英語学習のモチベーションを維持してくれるエンジンに出会える幸運な人は多くありません。趣味や自分の好きな活動が思い当たらない人もいるかもしれません。お仕事が忙しくて、それどころではない人もたくさんいると思います。

 

そこで、「外発的動機」の出番です。何かの報酬のために自分を奮い立たせるイメージで良いでしょう。具体的には資格や検定試験の合格が外発的要因の一つではないでしょうか。例えば、TOEIC800点以上取ったら会社からお金がもられるとか。転職する際にアピールする材料になりそうだなど。

 

その際の注意点として、あまり結果にこだわらないことです。たとえ、TOEIC800点に届かなくてもがっかりしないことです。私はいつもこう考えるようにしています。「今回は目標の点数に届かなかった(合格できなかった)しかし、目標に向かって頑張った結果、~に対して理解が深まったとか~の能力が上がった。もしも、この検定やテストを受けなかったらこのような理解の深まりや、理解はあり得なかった。挑戦して良かった。次の「外発的動機」は何を選ぼうかな」とこのように考えます。

 

結果はどうでも良いのです。たしかに、目標に届かなかったことは悔しいが、そのプロセスで得たことはたくさんあります。英語学習者の方々の目標や夢はもっともっと大きなところにあるはずです。

 

 

憧れる

憧れる言葉

観察

自分の憧れている人を注意深く観察していると、そこには独特の話し方、書き方、振る舞いが必ずあるはずです。私はイギリスのあるスタンドアップコメディアンに憧れていました。彼のブリティッシュアクセント、息遣い、ユーモアあふれるジョークなどを真似するようにしていました。

 

そうしたら、自分も英語を話す時は特有のアクセントを意識するようになり、ユーモアも不思議と少し出てくるようになりました。一番の変化は心にゆとりがでてきたことです。また、TEDの出演者のスピーチの仕方や、間の取り方を実践することで少しばかり自信が出てきたような気がします。

 

モデリング

心理学には、モデリングというスキルがあるようです。なりたい人物を決めて、その人物と同じように考え、行動することで自分にその行動やしぐさを体に定着させていく方法です。心理学のモデリングとは、自分自身が望む結果を出している人の行動や考え方を真似てなりきることによって、憧れの存在の人と同じような成果を得る技術なのです。

 

心理学のモデリングを行うと、そのしぐさや身体の動きなど、目に見えるものだけを真似るのではなく、その人の信念や価値観などについても理解できるようになると思います。

 

誰かになりきることによって、自分にはない価値観や思考が浮き彫りになるような感じです。「なぜこういう話し方をするのだろう?」「こういう振る舞いにはどういう意味があるのだろう?」少しずつ、言動と思考が一致していきます。そうなってくれば、もう憧れの人の行動をイメージすることができるようになっているはずです。

 

 もし、あこがれの~だったら、こういう時はこういう行動をするはずではないか。英語学習で上手くいかない時は、そういうもう一人の存在がいると頼もしいですし、現在進行形で憧れの存在に近づこうとしている自分が必ず応援してくれるはずです。

 

 「カナダでしかできない英語学習者の秘訣・モデリングとは??」

留学アドバイザー&英語講師の水田に氏のモデリングは身近な人でもOK↓↓

www.youtube.com

 

 

誇りを持つ

誇りを持つ言葉

プロ意識

昔どこかで、I study English. ではなく、I am an English learnerと言ったほうが、英語の学習に対して前向きになると聞いたことがあります。おそらく、後者のほうは自分を英語学習者として捉え、プロ意識をもって宣言しているのではないでしょうか。

 

英語のSNS掲示板をみていると、I am an English learnerという表現をよく見かけます。ですが、日本人ですとI study English.と言いがちのように思えます。日本人ですと、「現在」英語を勉強しているというニュアンスなのでしょうか。

 

英語と本気で向き合う姿勢

私もなかなか、I am an English learnerと言えない時期がありました。なぜなら、英語を長期的に学ぶ理由や自信がなかったからだと思います。ですので、とりあえず趣味として勉強しているから、もしかしたら来年には勉強していないかもしれない。I amという言葉は日本人にとって強力な言葉ではないでしょうか。「私は~です」自分の存在を相手に打ち明ける言葉は生半可な気持ちでは言えないでしょう。

 

言葉の力を再確認した私は、改めて自分と向き合い、英語を長期的に学ぶ理由を考えました。やはり、自分の成長やこれまでの人生において英語は私にとって欠かすことができない重要なものだと気づきました

 

英語学習者として生涯にわたって英語と本気で向き合っていこうと思え、English learnerと宣言する自信も沸いてきました。はじめて、I am an English learnerと言った時は少し緊張しましたが、もう「現在」だけ英語を勉強しているのではなく、これからずっと向き合っていくと宣言したことで、少し誇らしく感じました。

 

 

夢を持つ

夢を持つこと

夢へのチャレンジ

英語学習者として生涯にわたって英語と本気で向き合って、English learnerと宣言する自信も沸いてきたら、そろそろ夢を本気でもつ時期がきたのではないでしょうか。夢を持ちながら英語学習をすれば、一日一日の重みも増してきます。多少の失敗も夢へのチャレンジだと思えば乗り越えることができるでしょう。

 

英語の可能性を信じる

英語学習の成果が出れば、夢の実現が近づきます。英語にはやはり大きな可能性があると思います。仕事の活躍の幅、知識の取得量、外国の人との交流の機会などなど。自分の将来の活躍の可能性も、英語を学ぶことで広がってくると思います。

 

ワクワクするような夢をもって、将来の自分をイメージすれば、前向きに英語と向き合っていくことができると思います。