はじめに
今回はスペイン語単語の覚え方を解説していきます。スペイン語の学習方法・おすすめテキスト、単語帳も一挙にご紹介していきます。気になる、「効率の良いスペイン語の覚え方とは?」の疑問にもお答えしていきます。
スペイン語とはどういう言語なのか?スペイン語は日本語話者には比較的易しい言語だと言われていますが、本当なのか?また、スペイン語の話者数や今後の需要について解説していきます。次に、スペイン語の学習方法を紹介。ポイントは積極的に行動して、「耳」と「目」をフル活用することです。最後に、私が愛用したおすすめテキスト・単語帳を紹介していきます。
まずは6級から↓↓
5級にも挑戦しましょう↓↓
こちらも参考にどうぞ↓↓
他にも、画家のサルバードダリや、ジャーナリストのアルトゥーロ・ペレス
歌手グループのMoratなどスペイン語圏の魅力な人物にも惹かれました。
スペイン語圏の文化については、改めて紹介する予定です!
スペイン語とは
スペイン語は実はかなり重要な言語です。話者数や、話されている国や地域の多様さに加え今後の世界経済を担う国々の母国語となっているからです。
たしかに話者数などによって言語の重要度を決めるのは議論の余地があります。しかし、スペイン語の活用の機会が今後広がっていくは確かです。ビジネスシーンでも、北米・中米・南米の出張ではスペイン語力が必須でしょう。
スペイン語を勉強するメリットはビジネスシーンに限られません。サッカーや音楽も、スペイン語を学べばより深く知ることもできます。
およそ20カ国以上で、スペイン語は公用語となっているようです。ひとくくりに、スペイン語と言っても国によって表現やイントネーションも違うようです。
スペイン語を学習することによって、多様な国の文化を一度に吸収できる、そう考えると、ワクワクしてきます。
スペイン語の覚え方・学習法
まずは基礎体力をつけよう
・スペイン語のアルファベット
出典:NAMiのJapanish_TV【NamiTV】
スペイン語のアルファベットは英語のそれと大きく変わりません。ただし、読み方の違いには注意しなくてはありません。英語のアルファベットをベースに以下の3つをまずは注意しましょう。
・ñ(エニョ)というアルファベット
・ch(チェ)/ll(エジョ)/rr
・Hは発音しない
NAMIさんの動画でスペイン語のアルファベットが分かりやすく解説されています。特に、スペイン語では読めない カ行/ガ行/ハ行/ジャ行(ヤ)について丁寧に説明されています。ぜひチェックしてみてください。
・挨拶
簡単にスペイン語の挨拶表現を勉強しましょう。「こんにちは/ありがとう/すみせん」の三つを覚えてしまいましょう。Go!Go! Españaの動画でスペイン語の挨拶をマスターしてください。
Hola. (オラ)/Buenas = こんにちは
Buenos dias. (ブエノス ディアス) = おはよう
Buenas Tardes. (ブエナス タルデス) = こんにちは
Buenas noches. (ブエナス ノーチェス) = おやすみなさい
Gracias. ((ムーチャス)グラシアス) = ありがとう
De nada.(デ ナーダ)=どういたしまして
Perdón. (ペルドン)=すみません
Lo siento. (ロ シエント)=ごめんなさい
・最低限の文法知識
スペイン語の挨拶ができるようになったら、最低限の文法知識を身につけましょう。ポイントは以下の三つです。
名詞に性別がある
語末 | 単語 | |
---|---|---|
男性名詞 | o | libro(本)/camino(道) |
女性名詞 | a | mesa(机)/casa(家) |
語末が-oで終わる単語には男性名詞が多く、-aで終わる単語には女性名詞が多いという傾向があります。私は、男(otoko)が-oで、女(onna)が-aで終わるので、これを利用して覚えました。
主語によって動詞が変化する
一人称 | 二人称 | 三人称 | |
---|---|---|---|
comer(食べる) | como | comes | come |
vivir(住む) | vivo | vives | vive |
スペイン語は話す人によって、動詞が変化します。規則動詞もあれば不規則に変化する動詞もあります。頻出の動詞はまずは暗記しましょう。
会話を中心に
スペイン語は名詞に性別があったり、主語によって動詞が変化したりと面倒な言語だとおもわれた方もいるかもしれません。ただし、スペイン語は発音が日本人にとって易しく、文法の自由度も高いという(語順がそれほど大切ではない)という側面もあります。したがって、面倒な知識は会話を通して当たり前の知識にしてしまえば怖くありません。会話を繰り返していくと、主語によって動詞が変化するのも便利だと思える瞬間がきます。自然と考えずに言えるようになるまで実践を繰り返していきましょう。
その実践力を鍛える場としてオススメなのがDMM英会話です。私は主に英会話の練習に活用してますが、南米出身の講師の方に頼めばスペイン語の会話の練習も可能です。
動画を使って「耳」と「目」をフル活用
スペイン語の教材は英語に比べて少ないの現状です。しかし、英語話者の学習言としてはスペイン語が圧倒的に高いです。Youtubeには英語を使ってスペイン語を学ぶコンテンツが充実しています。英語を使ってスペイン語を学ぶのは、少しハードルが高いと思われる方も、子供用のコンテンツもあるので、ぜひ探してみてください。
オススメテキスト・単語帳
はじめてのスペイン語
本書はテキスト風ではなく、新書です。
読み物として、スペイン語の魅力を丁寧に伝えてくれます。
本書はスペイン語学習を始める際に、スペイン語の全体像をつかみつつ
言葉の歴史や、文化を学ぶのには最適な入門者ではないでしょうか。
発音の規則や、文法も一通り紹介してくれますので、初学者に最適です。
とにかくスペイン語学習者に勇気とモチベーションを与えてくれる良書です。
○スペイン語は日本人の味方
理由は「母音は5つで、それも日本語のアイウエオとほぼ同じ発音」と著者は語り
発音はなんとかなりそうだと、勇気をもらえました。
○どんな単語も必ず発音できる
スペイン語圏の、子供たちはまず小学校で文字の発音規則をひととおり習いさへすればどんな難しい単語でも、たとえ単語の意味がさっぱり理解できなくても、正しく発音することだけは最低限できるということなのです。
私も最初に本書を手にとり、スペイン語学習をスタートすることができました。
実は「神と話すことば」という言葉に惹かれ、本書を購入しました。
明快な音と、歯切れのよいリズム。直説法と接続法の使い分けや、再帰表現が語る、豊かなニュアンス。神と話すことば」の世界へようこそ。
スペイン語圏では、 「雨が降る」という行為は
人間の力では自由に止めたり降らせたりできる性質のものではないと考えられています
それれは、神様のご意思によってのみ起こるもので
無駄な主語など考える必要はないようです。
自然を語ることで、神と対話ができるということなのでしょうか。
CDブック これなら覚えられる! スペイン語単語帳
一冊の単語帳に初学者に必要な全てがそろっているテキストです。
品詞別にならんだ単語に加え、便利な表現や基礎文法の知識も充実しています。
場面別名詞で実際の生活をイメージしながら
必要な単語を覚えることができます。
食べる hambre 空腹 sed のどの渇き
住む casa 家 ventana まど
買い物 tienda 店 Mercado 市場
人間関係 amigo, ga 友人
旅行・交通 viaje 旅行
文化・趣味 libro 本
自然・生物 aire 空気 sol 太陽
仕事・勉強 trabajo 仕事 escuela 学校
よく使う前置詞句はかなり重宝します。
例文まで読み上げてくれる、例文が平易であるということから
こちらの単語帳に軍配があがりました。
しかし、短期で英語だけ集中して覚えたいという人には
単語を覚えるのにシンプルに構成されたキクタンシリーズもおすすめです。
これなら覚えられるというタイトル通り
自分のペースで挫折しずらい構成になっています。
単語にカタカナの表記がふってあるので、発音が苦手なかたにもありがたいです。
英語学習時には、カタカナ発音は邪魔でした。
しかし、日本語の発音に比較的近いとされるスペイン語では
カタカナ表記は決して悪くはないでしょう。
スペイン語力が中級~になった頃に、カタカナ発音から卒業しても良いでしょう。
30日で話せる スペイン語会話
スペイン語は文法にどっぷりとつかってしまうと挫折してしまいがちなので
会話から始めるというコンセプトで
30日で始めるスペイン語会話を選びました。
入れかれて表現できるような工夫もされています。
会話を自分で発展させることもできます。
細かい文法の知識を必要とせずに
簡単な挨拶から、自己紹介、感情を伝える、要求を伝える
などの日常会話に必須の表現をステップ別に学習することができます。
本書はステップが三つにわかれ
STEP 1 言ってみよう
STEP 2 話しかけてみよう
STEP 3 会話を続けてみよう
Step1 とStep2 だけでも、簡単な日常会話をカバーできます。
旅先で簡単な要望を伝えたり、スペイン語で簡単な自己紹介だけなら
十分すぎる内容です。
Step1 とStep2を完璧に学習し
余力があったらSTEP 3に挑戦するのがベストではないでしょうか。