元国語教師が「言語」と「英語」を考えるブログ

私の「言葉」との向き合い方、 IELTS対策の参考書、英語学習のテキストなどを紹介しています!

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洋書で考える AM I MAKING MYSELF CLEAR ?

 

はじめに

コミュニケーションについて書かれた本はたくさんありますが、本書はかなり基本的なことが書かれています。本書の特徴はコミュニケーションを実際に始める前に、気をつけること、注意できることを細かく紹介しているところです。今回はその柱となる「The art of appearance」「The art of Valuing others 」の箇所を中心紹介していこうと思います。本書ではそれを踏まえて、「The art of Listening 」「The art of Conversation」のパートに進んでいきます。気になる方はぜひ一読してみてください!

 

自分は人の見た目を気にしている。本を買う時はブックカバーで選んでいる。洋服だって見た目で選んでいる。実際、人と会って第一印象で相手を判断している。私たちは、外見で物事を判断しがちでしょう。

 

ですが、自分のことになると、意外と外見を意識することを後回しにしてしまいます。洋服やカバンぐらいは意識はしていますが、自分の顔やしぐさは、自分の個性と言い張ってしまいがちかもしれません。

 

本書では、顔の表情やしぐさが実は大切だと指摘しています。まずは、自分がどのような表情をしているかを確認することが大切。自分では意識して笑顔で会釈したつもりが、相手には別の印象をあたえるかもしれません。

 

 

The art of unspoken language

本書によれば、90%以上は、非言語や行動によってコミュニケーションが成り立っているそうです。嬉しくて笑う。悲しくて泣く。怖くて怯える。賛成して頷く。というように、相手の行動を観察すれば、相手の気持ちがわかります。

 

では、一番効果的なしぐさはなんでしょうか?本書によれば、「笑顔」です。笑顔は、賛成、愛、誠実さを伝えることができる最高の表情。究極の笑顔を相手に伝えられるように、鏡を見て練習しましょう。そうすれば、毎日の生活がもっと豊かになるとのことです。

 

続けて、アイコンタクトに言及しています。目はその人の魂の入り口です。アイコンタクトはその魂を通い合わせる、大切な最初のステップなのでしょうか?ソウルメイトという言葉がありますが、やはり目を見てしっかりはなすことが大切なのでしょう。

 

成功を皮膚に身に纏う。すこし不思議な表現ですが、おそらく筆者は、皮膚も洋服のようなものだと言っているのでしょう。私たちの顔は、何千もの細胞で構成されて、それを使っていろんな感情を表現することができます。自分で意識的に前向きな表情を出せるようにしましょう。なぜなら、皮膚は私たちと常に一緒にいるからです。前向きな皮膚を身に纏えば、あなたの印象はずっと良くなるでしょう。

 

 

Empathy is learned skill

Remember the other person’s name

本書によれば、相手の名前を覚えていると相手は優しく振舞ってくれるそうです。確かに、相手が自分の名前を覚えてくれると嬉しくなります。ほんの少し挨拶しただけなのに、正確に名前を忘れないでいてくれたら、いい気分になりますね。これらは、日頃から意識すれば、すぐに実践できることではないでしょうか。

 

Respond to messages quickly

メールや、手紙、FAXなど相手からのメッセージに対して、できるだけ早く返信しましょう。後回しにして、放置するという行為は相手を大切にしていないという気持ちの表れです。的を射た意見だと思いました。日々の忙しさを理由に「申し訳ありません、忙しくて返信が遅れました」という言葉は、相手を軽視していたということです。相手をこれからも大切にしたいと思うならば、意識的にすぐに返信するべきでしょう。その姿勢が、次のコミュニケーションを円滑にしてくれるはずです。

 

Make what matters to that person to matter to you.

相手にとって大切で、自分にとっても大切なことを作りましょう。これはどういうことでしょうか。お互いに価値があるものを共有しようということでしょう。そのためには、まずは努力して、相手が何に興味があるかを探します。注意深く観察して相手の趣味や、大切にしていることを探っていきます。もし、いくつか見つけたら、その中から自分にも興味があるものを選んでいきます。後は、それを共有して、楽しい時間を過ごすだけです。大切な何かを共有できれば、誠実な対話ができるかもしれませんね。