元国語教師が「言語」と「英語」を考えるブログ

「言葉」との向き合い方、 英語学習、スペイン語、マーケティング、ポジティブ心理学について考えていきます!

「WHY」という思考が必要な理由

 

  はじめに

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「WHY」「なぜ」は日常にあふれています。「なぜ」そう思うのか、私たちが常に求められることではないでしょうか。日常でも、なぜそう考えるのか? 仕事の中でも、なぜそういうプロジェクトが良いのか?それらがないと相手を説得できません。ですが、そもそも「なぜ」という思考はなぜ必要なのでしょうか?

 

私はずっとその答えを考えてきました。今回は、わたしなりの答えを紹介していこうと思います。改めて考えてみると、「WHY」「なぜ」という概念は、一見ロジックの観点でしか必要ないと思いがちですが、実はそうではないと思います。「なぜ」は話者と単語を結びつける大切な要素ではないでしょうか。さらに、身の回りのものと自分を結びつける大切な繋ぎ役で、自分自身を相手に伝える大切な紹介役にもなります。今回は3つのステップを通して、いかに「WHY」が大切かを考えてきます。

 

 

自分の好きなものを保管する

突然ですが、みなさん梨は好きでしょうか?そうフルーツです。今回は、フルーツが好きか、嫌いかではなく、「梨」を使って、具体的に話を進めていきたいと思います。

 

私は「梨」が好きです。理由はすごく甘いからです。やわらかくて食べやすいのも、好きな理由の一つです。「梨」よりも「りんご」が好きな人は、別の理由を考えてみてください。「りんご」であれば、しゃきしゃきして食べ応えがあるからなどでしょうか?

 

私にとって、「甘い」という言葉と、「梨」という言葉は密接につながっています。「梨」を見ると、「甘い」ということが連想しますし、「甘い」という言葉を見ると、梨も同様に連想します。

 

もし、「梨」を好きな理由が不明確な場合は、「梨」の存在が危うくなっていくのではないでしょうか。なにかの言葉に、連想されない「梨」はいつのまにか忘れさられるかもしれません。好きな理由がわかないという理由で、本当は好きでないと考えてしまうかもしれません。すごくもったいないことだと思います。ですので、「WHY」を使って、自分の好きなものを、大切に保管しておきましょう。そうすれば、ずっとどこかにいてくれます。ここまでが、step1です。

 

 

好きなことを宣言する

「梨」を保管することができたら、step3の下準備として、宣言していきましょう。今までの、思考を整理してもっと「梨」と向き合ってみましょう。向き合ってはじめて、「梨」を本当に理解することができるでしょう。宣言することによって、「自分」と「梨」との関係性を構築することができます。

 

梨を好きな理由は甘いと、先ほど言いました。ですので、私は甘いから「梨」が好きだ。と考えていました。しかし、よく考えてみると、「桃」のほうが甘いかもしれない。なぜ、「梨」が好きなのでしょうか?宣言しようと実際に書いてみると、いろんな疑問が出てきます。あの、「みずみずしさ」が実は好きなのかもしれません。私は、みずみずしい梨を好きなのだと。改めて「梨」と「自分」との関係性を構築することができます。

 

 

 自分の好きなものを他者に伝える

「梨」と「自分」が世界にでるためには、他者からの同意が必要になってきます。ですので、私は「梨」が好きなのだと伝えましょう。ここでは、自信をもって言えるでしょう。他でもないあの「みずみずしい」という言葉をぶつけるのです。私はみずみずしい「梨」が好きなのだと。

 

相手が納得するかもしれません。いやいや、相手は違う理由で「梨」を好きかもしれません。大切なことは、あなたと「梨」との関係性を納得してもらうことで、「梨」を好きな理由を説得することではありません。そうやって、自分と「梨」の関係を受け入れられた瞬間、あなたはこの世界で「梨」とともに生きることができるのではないでしょうか。