元国語教師が「言語」と「英語」を考えるブログ

「言葉」との向き合い方、 英語学習、スペイン語、中国語、マーケティング・コミュニケーションについて考えていきます!

洋書で考える THE HAPPINESS TRACK

THE HAPPINESS TRACKとは

筆者が長年多くの成功者と時間を過ごした経験、あるいは心理学についての研究から幸福の人が備えるいくつかの特徴を明らかにした本です。これまでの、「ストレスなしに成功はできない」「すべての犠牲を払え」などの成功への条件は間違った理論であると主張しています。続けて、筆者は幸福になる6個の条件を提示しています。最近の、心理学、組織行動学、神経科学、マインドフルネスなどの研究を踏まえ、丁寧にその効果や実践方法解説。

 

特にマインドフルネスは「今現在において起こっている経験に注意を向ける心理的な過程」でありますが、現代人が最も必要としていることかもしれません。情報が溢れ、注意散漫が日常茶飯事な生活。そのストレスから抜け出す根本的な解決策も本書は示してくれます。

 

今回は、私が本書を通して、感じたこと、大切だと思ったことを挙げていきたいと思います。本書に興味を持った方は一度本書を読んでみることをオススメします。難解な語彙や言い回しもありませんので、比較的読みやすいです。

 

 

将来を追うのをやめよう

 将来を追うことと、将来に向けて頑張ることは違う。将来を追いかけてしまうと、ラットレースのように永遠に走り続けることになってしまう。そして、前に進んでいるという実感がないので、不安になります。その焦りは生活の至るところに表出してしまいます。~しなくてはならいという脅迫観念が頭によぎり、目の前の事に集中できないかもしれません。

 

知らず知らずのうちに、自分にプレッシャーをかけているなと感じることがあります。将来のことが、頭の中にあふれていて今の仕事や勉強に力を注ぐことができないことがよくあります。あれも、これもしなくてはならいと焦燥感のようなものです。

 

「結局今日は全然達成できなかった」と自分を責めてしまいます。自分に自信がなくなって、本来のパフォーマンスも落ちてしまうのではないかと。今これをやっている場合ではない、そっちのほうが大切なのだとか。自分がやるべきことが分からなくなり、自分を見失ってしまうような感覚です。

 

 

今をしっかり生きよう

 「今をしっかり生きよう」とはどういうことでしょうか? 今を見つめて、しっかり今をつかみとるということです。そうは言っても、普通の人は過去に生きているわけではないし、未来に生きているわけではありません。今、現在をしっかり生きているはずです。なぜ改めて今を生きることを考えなくはならないでしょうか?

 

 

私たちは、知らず知らずのうちに体と精神が分離して生活しているのではないでしょうか。体と精神が離れてしまうと、今の自分を見失ってしまうかも知れません。では、具体的どうすれば、それを避けることができるでしょうか?

 

 

意識して今のことに集中する練習をする

思考が将来に向けて進んでいく時は、今の仕事などがつまらないか、あるいはあまり好きではない場合が多いのではないでしょうか。マインドが現在から未来に飛んでいってしまいます。そのような思考は習慣化されてしまい、あらゆる仕事にも影響が出てしまいがちです。ですので、つまらない仕事や嫌な仕事に意識的に全力で取り組むようにしましょう。すると、不思議なことに意外と楽しめることに気づいていきます。

 

何事にも全力で取り組むという教えは、案外正しいかもしれません。自分で「これはつまらない」「これは楽しい」と判断して、楽しいことだけ全力で取り組んでもだめです。「つまらない」仕事の取り組みは習慣化されて、その非効率な行動が全体に悪影響を与えてしまいます。

 

メディテーションや呼吸に意識する

 意識が散漫している時は、大きな深呼吸を意識的にします。自分が意識的に息を吐いて、吸っていきます。それと同時に頭の中の思考も吐き出します。そして、注意を今この瞬間に向けます。メディテーションはその名の通り瞑想ですが、根本は同じ原理でしょう。

 

 

今を生きている人は、こんな風に周りの人に評価されます

相手の話をしっかり聞くことができます。今、目の前の相手と真摯に向き合えるようになるので、相手の話を真剣に聞くでしょう。その姿勢は相手にも伝わり、あなたを「聞き上手な人」だと認識してくれるはずでしょう。

 

今を生きている人は情熱的で熱心に何事にもトライできます。仕事に集中して時間を忘れるときは、今を生きているのです。不安や焦りは関係ありません。その情熱はあなたの力を120パーセント発揮させるでしょう。

 

今を生きている人は、自分に肯定的でいられます。自分に対して自信をもつことができます。今の自分を受け入れて向き合うことができます。そのような自分を好きになることができれば、自信をもって何事にも取り組むことができるでしょう。