元国語教師が「言語」と「英語」を考えるブログ

「言葉」との向き合い方、 英語学習、スペイン語、中国語、マーケティング、ポジティブ心理学について考えていきます!

IELTSライティング で以外と見落としがちな、PART1 プロセスと構造の説明問題攻略法!

 

PART1 プロセスと構造の説明問題とは

IETLSpart1のエッセイで最も有名なのは、グラフと表を説明する問題です。こちらは多くの受験生がすでに対策をしているかと思います。ですので、今回はプロセスと構造を説明する問題に絞って、私の攻略法を紹介していきます。プロセスと構造を説明する問題のタイプは大まかに分けて、3つあります。過程(プロセス)、物のしくみ(フロー)、出来事の前後を説明する問題に分けられます。グラフや表問題のほうが出題頻度は高いですが、これらを対策してないと、出たときに全く書けないという悲惨な状況になってしまいます。ですので、最低限の点数を取るための攻略法を考えていきたいと思います。表問題とは異なる能力が求められるので注意が必要かと思います。私が紹介する作戦を実行すれば、最低限の点数は稼ぐことができるかと思います!今回は、「過程」を説明する問題に絞って解説していきます。「物のしくみ」「出来事の前後」にも応用は可能かと思いますので、汎用性の高い「過程」の例で説明していきます。

 

過程:製品の出荷プロセス、植物のライフサイクルなど

物のしくみ:機械のしくみなど

出来事の前後:都市の開発前後など

 

 

攻略法はお尻と頭を決めて、構成を作ってから書き出す

 

ずばり、攻略法は「お尻と頭を決めて、構成を作ってから書き出す」です。表グラフ問題では、それぞれの項目を同並列に書き出しても大丈夫かと思いますが、プロセスと構造の説明問題ではだめです。お尻と頭が決まらないと説明が上手にできません。事の始まりと終わりを確認しないとエッセイがめちゃくちゃになりがちです。

 

例題をある製品の出荷プロセスを説明する問題とします。実際に書き出す前に必要なことは、最低限、4つあります。例題として、製品の出荷プロセスの図をイメージしてください。

 

例題:製品の出荷プロセス

 

過程の始めと終わりを見極める

始め:パーツの組み立て

終わり:出荷

 

基本的な段階がいくつあるか確認する

組み立て→作動チェック→梱包→出荷の四段階

 

それぞれの過程がどのような役割を果たすか、過程の詳細

組み立て:ラインから流れてくる、二つのパーツを組み合わせる

作動チェック:三項目のチェック

梱包:ダンボールに四つずつ梱包する

出荷:トラックで出荷する

 

構成をつくる

 

段落1

この過程はA製品のパーツの組み立てから始まり、出荷までを説明した図である。この図は全体で、組み立て、作動チェック、梱包、出荷の4つの段階がある。

+α トータルの作業時間、組み立てから出荷までの期間、全体に関わる項目

 

段落2

始めに、ラインから流れてくる、二つのパーツを組み合わせる。それから、作動チェックをするために、三項目のチェックをする。その後、ダンボールに四つずつ梱包する。2日間の製造期間を経て、製品がトラックで出荷される。

 

補足

補足として、以下の表現も大切です

 

First/始めに

Then / それから

After that/ その後

Over a period of …/ ~の期間を経て

 

1,2の項目を整理したら、3のそれぞれの過程とその役割を実際に書き出してみることをオススメします。実際に書き出してみると、理解が深まるだけではなく、思わぬ見落としに気づくこともあります。3の書き出しを参考にして、日本語で簡単な構成メモを作成します。最低限書き出すポイントを挙げましたが、必要に応じてさらに肉付けも必要でしょう。ですが、上記のポイントをおさえていれば最低限の点数は取れるはずです。多くの時間をpart2にかけることも可能になります。

 

ダイアログ問題に慣れるための、2つのオススメの英雑誌

 

定期的にアウトプットするのも大切ですが、日頃から学術誌やサイエンス誌を読み表現に慣れることも大切です。インプットするものがないと上手にアウトプットもできます。以下の二つの雑誌をオススメします。

 

ナショナルジオグラフィック(英語: National Geographic)

個人的には一番大好きな雑誌です。一番の理由は、写真の掲載が多く、それらを見るだけで雑誌の価値はあるからです。写真から伝わるインパクトはナショナルジオグラフィックが一番です。書店でも比較的に簡単に購入できます。興味ある特集だけをバックナンバーで購入するのもオススメです。地質学や海洋学、環境問題と幅広いジャンルの記事が掲載されています。生物のライフサイクルや進化の過程など、ライティングpart1の対策としても活用できます。

 

 

ネイチャー(英語:Nature)

WEB上で読むなら、ネイチャーをチェックすることが多いです。天文学や科学の情報が豊富で、最新の研究成果と併せて楽しめます。記事と一緒に、数値のグラフが記載されていることがあり、IELTSpart1のエッセイ対策には有益です。学術的な評価も高く、米の「サイエンス」を並んで権威のある学術雑誌です。購読料も高いので、こちらはWEB上で定期的にチェックするのが良いかと思います。

 

参考文献