元国語教師が「言語」と「英語」を考えるブログ

「言葉」との向き合い方、 英語学習、スペイン語、中国語、マーケティング、ポジティブ心理学について考えていきます!

∞私が大切にした、外国語を学ぶ8つの態度∞ part2

 

 

我慢する

三つ目は我慢をすることです。一定の期間学力の向上が目に見えなくても焦らない。学習高原(プラトー)という心理学の用語をご存知でしょうか。私たちの学力の向上は直線的ではなく、いくつかの停滞時期があります。その一定期間学力が向上しない時期をプラトーと呼びます。

 

その期間は、脳がこれまでためた知識を一生懸命整理しているそうです。この現象は天才と世間で呼ばれる人も経験します。語学学習においては、脳の整理もかなり大変だと個人的に思いますので、プラトーも顕著ではないでしょうか。私自身も、なかなか学習の効果が出なくて落ち込みそうになった時期も正直ありました。

 

ですが、この停滞期間は努力をしている人が経験できる、次への助走期間であると考えたら少し気が楽になりました。むしろ、その広大な高原の先に何が待ち受けているのか、もっと高いところに行けるのか、ワクワクしながら学習をできるのではないでしょうか。そして、その高原にはたくさんの仲間がいます。お互い励ましあいながら、情報を共有して一緒に努力を積み重ねるのも良いのではないでしょうか。

 

 

 否定する

四つ目は否定をすることです。ここでの否定は自分の性格や態度を否定することではありません。学習の方法論や使っている教材を否定することです。一つの考えや方法に固執してしまうのはとても危険だと思います。

 

まず、最初の否定は教材選びの否定です。私自身は教材を疑ってかかる癖があります。「こんな上手く成績があがるのかな?」「例文が分かりづらいな」テキストを手に取ったら、建設的な批判をしていくと自分がおおよそ、どういうテキストが欲しいのかが見えてくると思います。上記の例では、「例文が充実した、成績をすぐに上げることができるテキスト」になるかと思います。

 

二つ目は、学習方法の否定です。英語学習には様々な方法論が存在するかと思います。メソッドやテキストの方針、語学学校の指導方針やシラバスなど。すべての英語学習は誰かが、ある一定のターゲットをイメージして作られていると思います。そう考えてみると、すべての学習方法が私個人に合っている保障はないように思います。どんなに優れた教材や学習方法も自分が主体的になって、取捨選択し、時には自分に合わないという決断を下すべきでしょう。

 

あれもこれもという態度では前に進むことができません。やみくもに努力もしないで否定するのはよくありませんが、これまで信じてきた教材は捨てる勇気も必要になるかと思います。